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2014年8月31日 - 2014年9月6日

2014年9月 4日 (木)

丸田斎宮城跡(京都府舞鶴市)

城跡は京都府舞鶴市丸田にあって、先にリポート掲載を終えた丸田宮ノ谷城からみて、真北側の丘陵上に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、先に触れた丸田宮ノ谷城あるいは丸田東城を起点とすれば所在位置も分かり易いが、国道178号線「丸田東」の信号を目指し、その北側にあるドライブインダルマ」を目印として向かい側の道路に進入、後はルート図の赤ラインを辿って頂ければ、難なく直登スタート地点(画像に注目)までは辿り着けるだろう。ここからは勾配のきつい斜面をひたすら上る事になるが、藪こぎもなく主郭までは15分程度あれば到達可能である。

3_2_2登城ルート及び城跡概念図

4torituki直登取り付き口

城跡の形態はアバウトに描いた概念図を参考にして頂きたいが、郭の展開が予想される東尾根上はうっかり覗くのを忘れており、今回は山上本郭群のみのリポートと思って頂きたい。ただこの城跡の本郭群の規模や形態を思えば、郭の展開は山上だけに限られるのかも知れないが、、、山上本郭群は尾根上の削平地及び狭い帯郭が主郭に付随したものであり、全長30m足らずの砦規模の山城と思って頂ければ良いだろう。堀切は直登道中の北斜面に施されているが、現状薄くなった縦堀を伴っており、取り合えず城跡唯一の見所遺構と呼ぶに相応しいものか、、。

6_horikiri_1堀切見所

7_tatebori薄い縦堀

9_shukaku_2主郭

10_haigo_kaku_2主郭背後

現状(五月訪問)城跡は、年間訪れる山城ファンも限られる、無名に近い山城としてみれば比較的コンディションは良く、数少ない遺構ではあるが、その楚々とした佇まいも含めて充分楽しめるものとは思われた。よって個人的に城跡を評価するのであれば、規模や縄張り妙味は一切望まないとの前提条件付きで、興味を持たれた少しマニアックな山城ファンの方にのみ、何とかお薦め出来る山城といった事になろうか。

2014年8月31日 (日)

佇まいはこれぞ山城! 和江城跡(京都府舞鶴市)

城跡は京都府舞鶴市和江にあって、和江集落の真北側に聳える、低山ではあるが険峻極まりない標高約140mの山頂に位置しており、その南麓には佛心寺が建立されている。城史に関しての詳細は不明 

城跡を訪れるには、先にリポート掲載を終えた和江宮ノ谷城を起点とすれば所在位置も分かり易い事から、細かい訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、和江神社の真北側にある佛心寺を目印として向かう事になる。寺院背後にある集合墓地が直登スタート地点となるが、左手側の植林地に向いて上った方が蔓延る木々も少なく、かつての山道(僅かに空堀状)に合流出来る事から上り易いとは思われる。ただ下山時に利用した西側の民家脇に下りるルートを、逆から登る方が最短ルートとは言えるが、、、ちなみに激斜面との格闘にはなるが、藪漕ぎなしで20分内で本郭群までは辿り着ける筈である。

1route登城ルート

3_2城跡概念図




城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、主要二郭と帯郭で形成された南北に渡る本郭群の総全長は100mに達するものであり、山上南端部における削平地(三角点がある)まで物見として取り込めば、規模だけ捉えれば砦の域は充分はみ出た山城と言えようか、本郭群南端には見所遺構の一つとも言える分厚い土塁を間に挟んだ二重堀切、更にそれに付随する明瞭な土橋、北端には横堀に縦堀を絡めた縄張り妙味のある三連の空堀(縦堀)と、これらは間違いなく見学者を魅了してくれる筈である。もちろん切り立つ切岸の醍醐味にも、充分触れる事が出来るが、、、

14_2jyuu_horikiri_2二重堀切見所

17土橋見所

18_dobasi_2jyuuhori土橋付二重堀切見所

30_kita_shukaku北郭

32_kita_haigo北郭背後

31_obi


帯郭

36横堀及び二連の縦堀見所

38横堀と縦堀見所





現状(五月訪問)城跡は、意外にも蔓延る木々は少なく、縄張りは山頂のみに限られる(枝尾根がない)事もあって、山城としては移動にも難渋せず、非常に見て回り易い状況にあると思って頂いても良いだろう。城跡を個人的に評価するのであれば、シンプル過ぎる縄張りの為に、縄張り変化に富んだ城跡とは言えないが、険峻極まりない地の最高所に位置する城郭の佇まいの素晴らしさ(個人的趣向が入る)、あるいは南北両端に施された状態の良い堀の醍醐味、更に本郭群における切岸がいきなり麓まで落ち込む様は「正にこれぞ山城!」と呼ぶに相応しいものであり、間違いなくお薦め出来る城跡の一つ、と自分の眼には映ったのである。

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