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2014年10月 1日 (水)

竹内氏城と尾根を共有 寺坂城跡(三重県伊賀市)

城跡は三重県伊賀市下友田にあって、先にリポート掲載を終えた竹内氏城とは同じ丘陵を共有したものであり、その痩せ尾根上を切り込んで仲良く郭を並べた様は、正しく竹内氏一族の城と呼んでよいものとは思われる。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、竹内氏城と同じ登城ルートを辿る事になるので、今回は割愛させて頂くが、竹内氏城からは二重堀切を越えれば直ぐに辿り着けよう。

1route_2登城ルート

3t城跡概念図





城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、竹内氏城とは東側を二重堀切によって遮られており、その主郭の土塁西端には尾根を断つ堀切が設けられている。この堀切は両岸が縦堀となって落ち込み、更に明瞭な土橋も備わるが、これは風化に任せたまま現在に至った当時の土橋とみて良いものかも知れない、、、土塁は高土塁として郭北背後に施されているが、本来は東西両翼にも施されていたのではないだろうか、、謎。主郭は現状不整形であるが、郭南側は一部崩落した形跡があり、本来の形状は見学者の想像に全て委ねられよう。

5_2jyuu_horikiri_2二重堀切見所

12_higasiheki_horikiri2主郭東切岸

14_shukaku_1主郭の現状

17_dorui_naiheki高土塁内壁見所

18_dorui_ue_1土塁上

22_dobasi_horikiri_2

土橋付堀切見所

19_seitan_tatebori縦堀見所




現状(六月)城跡は竹内氏城と同様、比較的見学し易い状況にあると思って頂いても良いだろう。城跡を個人的に評価するのであれば、伊賀の居館跡らしく縄張り妙味には少し欠けるが、圧倒的お手軽感、比較的高い遺構残存度、鋭角に削り落とされた切岸の醍醐味、更に堀切の醍醐味にも触れられる事を思えば、当然お薦め出来る城跡と言った事になるだろう。

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