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2014年10月 9日 (木)

堂屋敷城に付随する砦か、、 牧北砦跡(京都府福知山市)

城跡は京都府福知山市牧にあって、以前「新しく発見された山城」として堂屋敷南城砦群をリポートした事があったが、その南城砦群の中の南先端郭からみて、谷状地形を挟んだ直ぐ西側の尾根先端部に位置している。この二砦跡は現状まだ調査報告されていない城跡と見受けられたが、自身が本来訪れるべく堂屋敷城山上本郭群を目指して登りかけた直登道中において偶然眼に留まったものであり、二箇所における明瞭な空堀跡(縦堀も含む)及び僅かに窺われる土塁跡、並びに削平地と、城郭遺構は丘陵先端部二箇所に渡っている。この二砦跡の機能から察すれば、この地より尾根を更に北へ上った山頂に位置する堂屋敷城の出郭跡という事も考えられるが、山上本郭群と区別する為に、今回は字名を採用して牧北砦跡とし、更に二箇所に分かれた郭群においては砦跡A、砦跡Bとした。既に認識されて調査報告もされた城跡かも知れないが、城跡呼称に関しては何時もの様に柔軟に対応して頂きたい。

城跡を訪れるには、堂屋敷南城砦群を起点とすればその位置も直登取り付き地点(登城口詳細図参照)も判り易いと思われるので、細かい訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、車を停めて5分程度で砦跡Aには辿り着けよう。

1route_3登城ルート

4_2城跡進入経路

3_2城跡概念図





城跡の形態はアバウトに描いた概念図を参考にして頂きたいが、二砦跡のどちらにも郭背後には堀切が施されている。特に物見程度の機能が想像される、狭小郭砦跡Aの背後における堀切は明瞭なもので、片側は縦堀となって数十m西斜面に連続しており、充分見応えの感じられる遺構となっている。もちろん堀切背後にはお定まりとも言える土橋(画像に注目)も施されているが、これは後世における山林事業の為に施されたものかも知れない、、、 砦跡Bの郭跡背後には僅かに半分欠けた土及びい堀切跡(片側は明瞭な縦堀)、更に片側が郭跡と地繋がりの土橋(画像に注目)が見て取れるが、この土橋も砦跡Aにおける土橋と同様に、後世における山林事業用に施されたものとみてまず間違いのないところか、、、謎。

11砦A、狭小郭跡

13_2砦A堀切見所

10_2砦A縦堀見所

17砦B、郭跡

20堀切背後見所

19_2縦堀見所

城跡を個人的に評価すれば、物見程度の城跡ではあるが二箇所における見応えのある縦堀が拝める事、それに更に圧倒的お手軽感も加味すれば、充分訪れる値打ちのある城跡という事にはなろうか、、もちろんこの後リポート予定している堂屋敷城(山上本郭群)と併せた同日訪問、あるいは南城砦群と併せた同日訪問が前提という事にはなるが、、、

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