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2014年8月19日 (火)

見取城跡(京都府舞鶴市)

城跡は京都府舞鶴市志高にあって、既にリポート掲載を終えた志高館城から見て、北側に対峙した丘陵上にあり、その南麓には現在若宮神社が祭られている。城史に関しての詳細は不明であるが、築城環境を考慮すれば、三上氏の居城志高城本城と想定した場合、その出城と見るのが妥当なところか、、

城跡を訪れるには、志高館城を起点とすれば一目瞭然の位置にあるので、細かい訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、登城口はルート図に示した赤い鳥居で、若宮神社背後を丘陵上に向いて上り切れば、直ぐにでも南端出郭に施された縦堀を伴う堀切が迎えてくれる筈である。もちろん祠背後の縦堀が落ち込む先から逆に上っても良いが。

1route_2登城ルート

5進入経路

3m_2城跡概念図





城跡の形態はアバウトに描いた概念図を参考にして頂きたいが、主郭は南枝尾根先端に位置する出郭より更に北に向いて上った先にあり、そこを頂点として四方枝尾根上に郭が展開されるものと見受けられた、、、ただ全ての枝尾根上を踏破した訳ではないので、残存遺構も縄張りも概念図に示した限りではないものと思って頂きたい。規模(主郭は物見程度)やその形態から察する限り、志高砦の様に、多くの空堀が備わる技巧に富んだ山城の様にはとても思えなかったが、、、

10_nantan_tatebori_2南端縦堀見所

12_horikiri_dobasi_1南端土橋付堀切見所

18尾根上の郭

19山上主郭

24_kitakaku_2北郭





現状(五月訪問)城跡は、年間数人程度のマニアックな山城ファンが訪れる以外、訪れるものは無きに等しい山城(推察)とみたが、比較的動き回り易く、見学し易い状態が自然維持されている。よって概念図に示したまでの遺構は、それなりに判別可能な状態にあると思って頂いても良いが、これといったインパクトのある遺構(高い切岸や薬研堀)にお目にかかる事は叶わず、最初に触れた縦堀を伴う堀切(土橋付)が唯一の見所遺構と呼べるものであり、安普請で築かれた砦規模の山城に、そう多くの期待は望めないだろう。城跡を個人的に評価するのであれば、「志高城砦群の本質を究めたい方だけにお薦め出来る城跡」と言った事になろうか、、、

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