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2014年7月 6日 (日)

馬路城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は兵庫県豊岡市栄町にあって、標高約110mの低山山頂に位置している。城史に関しての詳細は不明であるが、この一帯を所領とした山名氏の家臣、田結氏に関連した支城跡と見るのが妥当なところか、、ちなみにこの田結氏は鶴城を居城とした山名四天王の中の一人

城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えた鎌田城や奥笹谷城を起点とすればその位置も分かり易い事から、細かい訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、160号線沿いにある栄町団地付近からはルート図の赤ラインを辿って頂きたい。生活道路の行き止まり地点にある、目印としたボート置き場(画像に注目)が直登スタート地点となるが、そこから前の開けた木々の少ない急斜面を上れば、10分内で主郭までは辿り着けよう。

1route登城ルート

3_1城跡概念図

城跡の形態は、ほぼ概念図に近いものと思って頂いても差し支えないと思うが、本郭群は主要三郭と段郭群で形成されたものであり、規模の大きい尾根上削平地まで含めた郭総全長は100mに達するものであり、砦の域は充分はみ出た山城と言っても差し支えないだろう。見所遺構は概念図には示したが、主郭における受け土塁や上り土塁、尾根を遮る形の豪快な堀切(箱堀)、鋭角に削られた切岸などは、充分見学者の眼は楽しませてくれるだろう。現状(四月訪問)本郭群内部は、直登道中と同様に蔓延る木々は比較的少なく、郭内の見通しは利き、訪れる人の少ない無名に近い山城とすれば、非常に遺構の判別し易い動き回り易い状況にあると思って頂いても良いだろう。

10_horikiri西堀切

15_nisikaku_sentan下界が望める主郭

20_shukaku_dorui_1主郭土塁見所

16_nisikaku_dorui西郭と上り土塁見所

30_higasi_kaku東郭

38_higasikaku_karabori箱堀と切岸見所

35_dorui_kaku東端土塁郭 見所

城跡を個人的に評価するのであれば、四季を通して見学し易いコンディションが自然維持されていると思われた事、それが故に縄張りが掴み易い事、切立つ切岸(遺構)の醍醐味に充分触れられる事、更にお手軽感まで加味すれば、自ずと是非お薦め出来る山城の一つ!と言う事にはなるだろう。個人的には効率の良い三城同日訪問とは行かなかったが、先に触れた鎌田城、奥笹谷城と併せた山城巡りは是非お薦め!

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