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2014年7月10日 (木)

胡麻中村城跡(京都府南丹市)

城跡は京都府南丹市日吉町胡麻にあって、標高約250mの山上に位置しているが、既にリポート掲載を終えた東胡麻城から見れば、農作地や集落を挟んで真北側にある。城史に関しての詳細は不明であるが、宇野氏の築いた東胡麻城及びその居館跡ともいえる野化館の築城環境を思えば、その機能は集落を北から監視すべく見張り城(砦規模)と考えれば良いのかも知れない、、、

城跡を訪れるには、先に触れた野化館と同様の訪問ルートとなる為、細かい説明は割愛させて頂くが、50号線から城跡までの進入経路はルート図を参考にして頂きたい。登城口は少し分かり辛いので画像を載せたが、獣避けフェンスを潜ればかつての踏み跡程度の山道(空堀道の様相)より一直線に山上を目指す事が肝心となる。少しでもそれると山上まではなだらか斜面となるので、山腹を徘徊する事になる!ちなみに所要時間は藪漕ぎなしで10分内

3a登城ルート及び概念図

6_2登城進入経路

城跡の形態はアバウトに描いた概念図を参考にして頂きたいが、全長30m程度の単郭で成立した、砦規模の山城と思って頂ければ良いだろう。自ずと眼に留まる残存遺構の数も知れているが、郭側壁を形成する切岸跡、西尾根に向いた僅かに窺われる受け土塁跡、これも僅かではあるが空堀(横堀)の痕跡、といったところが判別し易い遺構群という事になろうか、、、ただ見応えには随分欠けるので、これを機に臨まれる方には、遺構に過大な期待は絶対にしない事が肝心と思えた。

10主郭の現状

13_1土塁の痕跡

20_2空堀の痕跡

15西尾根側切岸

17_2北側切岸

現状(四月)城跡は登城道中もさることながら、藪漕ぎまでには至っていないが、枯れ木の隙間を縫いながらの移動は余儀なくされる状況にある。城跡を個人的に評価するのであれば、京丹波地区を拠点として山城巡りを楽しんでおられる方には、それなりに値打ちのある山城と言えるかも知れないが、遠距離訪問でわざわざ出向いてまで訪れる山城と言えるかどうかは、、、?と言った事になろうか。

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