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2014年7月22日 (火)

奥野東城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は兵庫県豊岡市奥野にあって、先にリポート掲載を終えた堀ノ内館の直ぐ東側に突き出した低丘陵上に位置している。城史に関しての詳細は不明であるが、機能及び規模から察すれば、堀ノ内館の詰め城と考えるのが妥当なところか、、、

城跡を訪れるには、堀ノ内館東端の溜め池前にある獣避けフェンスを開閉して、直ぐフェンス右手側(溜池左手側は堀ノ内館の土塁、空堀へ)の丘陵端に取り付いて上ればよい。そのまま丘陵上を目指せば、藪漕ぎなしで数分で主郭までは辿り着けよう。

1route2登城ルート

3ho城跡概念図

城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、北端堀切までの郭総全長は40mにも満たない砦規模の山城である。堀切は主郭及び北端尾根を遮る形で二本確認、切岸は主郭及び帯郭の境で充分確認出来るが、地表風化は激しく郭境となる切岸ラインまでは読み取る事が出来ないのが現状と思って頂ければ良いだろう。更に主郭跡も自然地形に近い凸凹状態となっており、僅かな地形の変化から郭区画を判断するのは非常に困難な状況でもある。見所遺構は二本の明瞭な堀切、及びその切岸だけと言っても決して過言とは思えないが、砦規模の山城にそう多くは望めないだろう。

8_sentan_kaku_2西端郭

12_shukaku_heki主郭

16_horikiri_2堀切1見所

20_hokutan_horikiri_4北端堀切 見所

堀ノ内館の直ぐ北背後の尾根先端部に築かれた山城(奥野西城)は、空堀を越えてそのまま丘陵上を目指せば直ぐにでも到達出来るが、ほぼ物見程度の砦跡と思って頂いても差し支えないだろう。自然地形に近い痩せ尾根上(20m前後)を山上主郭とし、その前面(縦堀)と背後に堀切を施したものであるが、見応えには少し欠けるかも、、

Photo西城縦堀見所

Photo_2西城山上郭

Photo_3西城堀切見所

現状(四月訪問)二城共に、山城としては郭移動も容易く、それなりに見学し易い状況にある。二城共に規模は小さく、見応えのある遺構は望めそうにないが、堀ノ内館の本質を究めたい山城ファンの方にとっては、三城同日訪問は充分お薦め出来るだろう。

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