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2014年5月11日 (日)

仁江城跡(京都府南丹市)

城跡は京都府南丹市園部町仁江にあって、標高約305mの山上に位置しており、その枝尾根南麓には蛭子神社が祭られている。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには54号線に進入する事が先決となるが、今回直登取り付き口とした蛭子神社を目印として車を走らせればよい。その取り付き口はルート図中に画像と共に示したが、神社西側の橋の手前より川沿いに歩き、その奥にある獣避けフェンスを開閉(神社側に開閉フェンスは見当たらなかった!)して、尾根先端部を目指して上る事になる。尾根上に達するまでは激斜面との戦いが待ち受けているが、尾根上まで到達すれば城跡までは歩き易いなだらかな斜面となるので、踏み跡に任せて上れば、トレッキング気分で山上郭群までは辿り着けるだろう。ちなみに所要時間は20分程度

1route2登城ルート

3n_2城跡概念図

城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、山上郭群は地表風化のせいか、あるいは最初から安普請で築かれたものなのか、明確に郭境を見分ける事は非常に困難な状況にある。郭群はほぼ三ブロックに分かれた構造と思われるが、東郭には箱堀の痕跡が残り、西端には現状埋もれて浅いが堀切が施されている。切岸は明瞭なものを便宜上の三郭(東郭)側壁で窺う事が出来るが、他は山上を削平しただけで自然地形をそのまま利用した斜面と見受けられた。現状(二月訪問)山上だけに限られる縄張り内に樹木は比較的少なく、見通しもある程度利き、郭内はくまなく歩き回れる状況にあると思って頂いてもよいだろう。

7_dankaku_heki段郭切岸

9_higasikaku_3東郭

10_hakobori箱堀の痕跡

11_kitagawa_obi_1北帯郭

18_nakkkau二(中)郭

19_shukaku主郭

22_horikiri_1堀切跡

 

 城跡を個人的に評価するのであれば、見応えのある遺構は無きに等しく、とてもお薦め出来る城跡とは言えないが、京丹波地区における山城に興味のある方にとっては、所在位置の確認も含めて、訪れても決して無駄足には終わらない山城と言ったことになろうか、、、、

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コメント

takuさま
亀岡市の激写面山城後 そのまま帰ろうと思ったのですが、酷使した足を労わろうかとも思い、
「トレッキング」気分につられて訪問しました。

いやいや、私の大間違いで、等高線を見ると少なくとも最初は凄い坂。良く読んだらtakuさんもその様にご説明されていましたね。
開閉フェンス前でも相当疲労感あったのですが、
ここで去ったら失礼と思い、登城しました。

この激斜面は下りも相当膝にきましたが藪はないので
我々にとっては普通の坂の部類と思料します。

主郭は遺構は少ないですが明るく、横に広く、
マイナー山城ファンならではの達成感ありました。この山城を探し当てたtakuさんに改めて敬意です。

その直前に竹井天神山城址訪れたのですが、その社に顔突っ込むと少し古いコピーですが園部町には少なくとも53城址ある紙が貼られていました。私は
takuさんのお陰で南丹市全体でも40城訪問済みですが、まだまだ沢山あると思うと嬉しい限りです。

雨乞嶽城址は未訪問です。。
とても楽しみです。
いつもありがとうございます。

ヒデさん、コメント拝見させて頂きました。
南丹市には恐らく50城程度の城跡があると思いますが、遺構のほぼ消失した平城も含むと思いますので、その中の40城踏破探索されたのであれば、ほとんどの城跡を攻略されたものと思って頂いてもよいのではないでしょうか。
私もまだ未訪に終わっている山城が幾つか残っているのですが、拠点から遠い事や、山城巡りとしての効率を考えれば、中々足を延ばせずにいるのが現状です。
この所寒さが一層増して来ましたが、怪我のないよう万全の体調で臨んで頂ければ幸いです。

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