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2014年4月10日 (木)

立石城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は豊岡市立石にあって、蛇山(ジョウヤマが訛ったか)と呼ばれる、ほぼ独立した山塊の低山(標高76m)山頂に位置している。城史に関しての詳細は不明であるが、山名氏のお膝元である築城環境を思えば、その家臣が居城とした城郭と考えればよいのかも知れない。

城跡を訪れるには、先にリポート掲載を終えた三宅城を起点とすればその位置も分かり易いが、248号線沿いにある公民館に車を預けた後は、ルート図に示した直登山口となる中島神社に向いて足を運べばよいだろう。社殿手前に尾根まで繋がる山道(画像に注目、踏み跡程度)を覗う事が出来るが、そこから片堀切地形となる尾根を目指して上り、そのまま尾根上を西に上れば、直ぐにでも本郭群の高い切岸と遭遇出来る筈である。

1route_3登城ルート

4直登口

3t_2城跡概念図




城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、山上主郭は30mにも満たないものであり、砦規模の山城と思って頂ければよいだろう。判別し易い遺構としては二本の堀切(一つは縦堀を伴う)及び郭切岸ということになるが、とても見応えの感じられるものではなく、遺構としての醍醐味までは望めないかも知れない、、、概念図に示したまでが自身が踏破し判別確認に及んだ遺構群と思って頂ければよいが、枝尾根の張り出していない地形、あるいは形態から考えても、これ以上の残存遺構は期待出来ないような気はするのである。現状(10月訪問)山上本郭群は、蔓延る木々は意外に少なく、郭内も見通しが利き、山城としては非常に見学し易い良い状態にある。

7_one_katahorikiri_1到達尾根

9_higasi_kaku_heki東郭切岸

11_higasi_kaku東郭

15_shukaku_nisi主郭の現状

10_shukaku_heki主郭切岸見所

18_sita_horikiri堀切

21_tatebori堀切に伴う縦堀見所




城跡を個人的に評価するのであれば、目にする事の出来る城郭遺構は数少ないが、見学し易いコンディション、車を停めて10分内で本郭群が拝めるお手軽感まで含めれば、充分お勧め出来る山城と言った事になろうか。既にリポート掲載を終えた、この周辺一帯に点在している城跡、あるいは三開山城、三宅城まで含めた山城巡りは、まだ未訪の方にとっては、城郭遺構への期待を含めて、訪問プランを練るのも一つの楽しみとなってくるのではないだろうか。

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