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2014年4月22日 (火)

五本の堀切が見所 奥笹谷城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は豊岡市鎌田奥笹谷にあって、先にリポート掲載を終えた鎌田城からみれば、東へそのまま移動した低丘陵上に位置しているが、その山頂部を本郭とすれば、共有する尾根南端部が便宜上の南出城となる南北二城で形成された城郭と言う事になる。ちなみにこの城跡の存在と所在地は、但馬の城跡情報を定期的に流して頂いている、山城ファンの方から知り得たものだが、その方が踏破された情報では、どうも本郭群(北)だけを覗いた様な気がしないでもないので、、、これを機に訪れる方は、概念図に示した直登口(南出城側)より上り、更に尾根に沿って北へ踏破される事をお勧めしたい。両者は痩せ尾根上50m以上は離れているので、直登取り付き場所によっては、うっかり南出城を見逃してしまう可能性がある、、、

1_route登城ルート

4_nyuzanguti入山口

3_2_2城跡概念図

城跡の形態は概念図を参考にして頂ければ分かり易いとは思うが、合計五本の堀切によって、郭間及び連続する痩せ尾根は分断されており、南北二城は完全に孤立した状態となっている。郭規模は北主郭が全長20m前後あるが他は小さく、山上における郭占有面積は非常に小さいものであり、正に砦規模の山城と言ってもよいのかも知れない。しかし見所遺構は数多く、縦堀を伴う堀切や、堀切から立ち上がる高低差を誇る切岸など、五本ある堀切は全て見所ともいえるもので、この城跡を見学する上での醍醐味は、堀切及び切岸によって堪能出来るものとも思えたのである。

14_minamijyou_hori_2南城堀切見所

17_honkaku_minami_horikiri_1本郭南堀切見所

18_honkakubu_minamikaku_3北城南郭

20_shukaku_minami_horikiri_2主郭南堀切見所

22_shukaku_1主郭の現状

25_shukaku_kitaheki

主郭切岸見所

23_hokutan_horikiri北端堀切見所




現状(10月訪問)城跡は蔓延る木々も比較的少なく、山城としてみれば非常に見学し易いコンディションの下にあると思って頂いても良いが、個人的に城跡を評価するのであれば、縄張り妙味や規模さえ問わなければ、お手軽感を加味せずとも、是非お薦め出来る山城の一つ!と言わざるを得ないだろう。城跡を一言で語るとすれば、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」と言った表現が適切かも、、、

城跡を訪れるには、先に触れた鎌田城を起点とすれば一目瞭然ともいえるので、訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、160号線沿いにある栄町団地西端(画像に注目)より、林道を利用して山上を目指せばよいだろう。直登取り付き口は概念図とルート図を参考にして頂ければよいが、取り付き場所は間違えない事!林道入山口から南堀切までは、藪漕ぎなしで10分内で到達可能

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兵庫(但馬地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

TAKUさま
いつもお世話になっています。
昨日は痛めた太もも裏でおとなしくしていようと思っていたのですが、良い天気は勿体ないと思い、急きょレンタカー予約して、豊岡市の比較的激斜面がないところを訪れました。どの城にいくかはいくつか参考にさせて頂きました。
このお城はアクセスこそ、大急斜面ですが、3分程度で大堀切が出迎え。細い尾根なるも、これでもかこれでもかというぐらい立派な堀切が登場して大感激しました。

主郭は小さかったですが、いわゆる自分なりの天空の城の気分を味わえました。短い距離でしたが、道路に降りる急坂下りはストックが折れそうになるぐらいに上腕に力を入れて足の負担を軽くして降りました。普通の人の3倍ぐらい時間かかったと思います。
痛めたところはすこしづつよくなっています。来週は北海道に釣りに行くので、2週間後には激斜面挑戦できるぐらい回復できると思います。別の項目で貴重なご意見深謝しております。

おかげさまで思い出になりました。ありがとうございます。

この城跡は直登距離は短いものの、結構な斜面と記憶にありますが、激斜面直登もそろそろ先に見えて来ましたね。痩せ尾根を断つ五本の堀切に堪能されたことと思いますが、堀切を多用した但馬の山城ならではのものと感じます。
私の山城巡りは現在膝痛との戦いなのですが、それによって従来ほど山城巡りの数をこなせないのが残念なところです。
とりあえず私同様余り無理はせず、ぼちぼちと山城巡りを楽しんで下さい。足をかばう反動で、他の部位に懸念が生じる恐れがありますので、、、

takuさま
ありがとうございます。
膝痛との戦いの中で、少なくともどれをとっても中程度(大概は急斜面、偶に激斜面)斜面を果敢にこなされているのは頭が下がります。

次々週末までは日常生活でも無理せず、11日後には激斜面を挑戦できるように養生したいと思っております。おっしゃる通り足を庇うあまり、ほかの影響するのもあほらしいので。。

生まれつき怪我ばかりしておりまして、生涯骨折6回、脱臼6回等々、自他共認める怪我の王者なので、怪我はこれで終わりにしたいと思っております。

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