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2014年4月18日 (金)

鎌田城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は兵庫県豊岡市鎌田にあって、低山山頂部(標高約70m程度)を本郭群としているが、西側尾根先端部にも堀切の施された出郭があり、城域だけはそれなりに広い城郭と言えるのかも知れない。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには国道312号線に進入することが先決となるが、「鎌田」の信号で160号線に進路変更、そこから登城口まではルート図を参考にして頂きたいが、車を預ける事になる文常寺を目印として目指せばよい。そこからは(画像に注目)山頂まで大師道らしき登山道が繋がっているので、道に任せて上れば、主郭までは迷わず辿り着ける筈である。ただ西尾根に向いて郭は展開されているので、下山時においては登山道は外れて尾根に沿って下りた方が良さそうに思えるが(縄張りを把握する為)、、、ちなみに所要時間10分程度

1route登城ルート

4登城口

3_2城跡概念図




城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、最初に触れた様に、登城口から直ぐ上った辺り(古い墓地)にも、堀切あるいは土塁(画像に注目)の施されている出郭跡があるので、ただの墓地だと思ってうっかり見逃さないように、、、山上本郭群には堀切が二箇所備わっているが、主郭東背後の堀切は片側に縦堀を伴うものであり、見学者の目は充分楽しませてくれる筈である。西側の堀切は堆積物のせいで相当薄く、虎口跡の様にも窺えるが、本来は縦堀を伴ったものであると自分の目には映った。明瞭な縦堀は主郭北斜面で二条は目にしたが、一帯は地表風化も激しく、土塁の付随した空堀ですら判別し難い状況となっているので、この一帯の残存遺構に関しては、見学者の判断に委ねられる事になるだろう。

7demaru_koguti_1西出郭虎口

14demaru_dorui_hori西出郭 土塁及び堀切見所

21_kaku2_shukaku_koguti郭2より主郭側

21_kaku2_heki郭2切岸

23_shukaku主郭

26_horikiri


東堀切見所

31_obi_tatebori北帯郭及び縦堀見所

34_tatebori_kon縦堀見所




現状(10月訪問)大師道が山頂まで繋がっているお蔭で、縄張り内における残存遺構は判別し易く、更に動き回り易い状況となっており、山城としては比較的良いコンディションの下にある。城跡を個人的に評価するのであれば、トレッキング感覚で山頂まで迷わず上れる事、更に上記に挙げた材料も加味すれば、規模あるいは遺構の見応えさえ問わなければ、充分楽しめる山城であり、一般城跡ファンの方にも充分お薦め出来る山城の一つ、と言う事になろうか。

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