空堀が唯一の見所遺構! 若森城跡(京都府南丹市)
この城跡は何時も城跡情報を頂戴しているブログ読者の方によるコメント情報(昨年)によって、初めてその存在とその現況を知り得たものであるが、自宅から一時間程度あれば城跡を訪ねる事が出来る事を理由に、しばらく訪問は先送りにしていた経緯がある。今回は積雪のないことを確認した上で、やっと現地を訪れる(二月訪問)事となったが、山上では小規模ではあるが、見事な空堀と対面する事が叶えられた事だけは最初にお知らせしておきたい。
城跡は京都府南丹市園部町若森にあって、集落に突き出した形の低丘陵先端部に位置しており、訪れるには372号線に進入する事が先決となるが、若森地区からはルート図及び概念図を参考にして頂きたい。墓地背後を上り切れば(5分程度)直ぐにでも山上主郭が迎えてくれる筈である。城史に関しての情報は現状皆無に近いものであり、その詳細は不明。
城跡の形態は縄張りが低丘陵上先端部に限られる事からも、描いた概念図にほぼ近いものと思って頂いても差し支えないと思うが、ほぼ単郭で成立した小規模極まりない砦規模の城郭と思って頂ければよいだろう。その中で目に留まる遺構は数少ないが、明瞭な虎口遺構?も含み、先に触れた空堀(横堀)遺構は状態が良く判別し易い事、仕切りがある事によって多少でも技巧が感じられた事、これだけの理由で充分見学に値するものと自分の目には映ったのである。城跡を形成する三要素の一つでもある切岸跡は、現状ほとんど窺うことも出来ないが、尾根を断つ堀切はそれなりのものを拝む事は出来よう。ただ地表風化は激しく、とても見応えまでは望めそうにないが、、、
背後尾根削平地
城跡を個人的に評価すれば、京丹波地区を中心に山城巡りをされている方には、圧倒的お手軽感を含めて、先に挙げた材料も加味すれば、当然是非お薦め出来る城跡といった事にはなるが、規模は絶対問わない事が大前提!
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