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2014年4月26日 (土)

柳谷城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は兵庫県豊岡市岩熊にあって、新堂集落より川を挟んだ南西側の低丘陵上に位置しており、既にリポート掲載を終えた海老手城、あるいは滝西城を起点とすればその所在位置も分かり易いだろう。城史に関しての詳細は不明。

城跡を訪れるには先に触れた二城を起点とすれば分かり易い事から、城跡までの訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、ルート図に示した国道沿いにある居眠りパーキングに車を預けた後は、橋を渡った先より視界に入る農機具小屋を目印として歩けばよい。そこから山道で少し奥に入れば、直登とはなるが左手斜面のどこから取り付いて上っても、10分内で山上郭群までは辿り着ける筈である。

1route2ルート図

4_1入山口

3y_2城跡概念図

 

城跡の形態は概念図を参考にして頂ければよいが、痩せ尾根上に郭を並べただけの、シンプル極まりない縄張りプランの城郭と思って頂ければよいだろう。ただし郭総全長は100mに達するものであり、砦の域は少しはみ出た城郭と言えるのかも知れない、、、現状判別確認可能な遺構群は全て概念図には記したつもりだが、仕切り土塁を含めた三箇所の土塁跡、箱堀を含む二本の堀切とその切岸、郭側壁となる切岸跡が見所遺構といったところになるだろう。現状(12月訪問)郭内の藪化は相当深刻化した状態にあり、郭内部をくまなく歩き回る事は非常に困難な状況にあるが、直線痩せ尾根上に限る狭い縄張りとも言えるので、木々の隙間を縫いながら移動すれば、何とか遺構見学は成立するだろう。

12_horikiri_3東堀切見所

15_shukaku_higasi_1主郭東

17sikiri_dorui仕切り土塁跡見所

18_oku_yagura_1主郭西

20_yagura_dorui櫓台土塁

21_yagura_haigoheki_1_2西端箱堀壁見所 

城跡を個人的に評価すれば、城跡を形成する遺構三要素(土塁、切岸、堀切)の見学は充分可能であり、状態さえ良ければ充分お薦め出来る山城という事にはなるが、冬季でさえこの状態であれば、夏季訪問は更に厳しいことが予想され、藪漕ぎをものともしない、このリポートに興味を持たれた山城ファンの方だけを対象としてお薦めしたいと思うのである。後でリポート掲載予定のルート図中に示した田島城、あるいは他の城跡との同日訪問とすれば、何とか充実した山城巡りと成り得るかも知れない、、、

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