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2014年2月13日 (木)

やっと踏破に漕ぎ着けた! 丹後 香久山城跡(京都府与謝郡)

この城跡は随分前に遡る事になるが、比丘尼城跡を訪ねた際に、東側別峰に削平地と片堀切地形が見止められた事から、香久山城跡と呼ばれる城郭遺構かも知れない?(私見に基づく)としてリポートした事があったが、今回はそれを確める為、あるいはまだ見ぬ城郭遺構を目にしたい思いで、再び幾地を訪れる事になった。もちろん既に地元で確かな所在地は確認していたので、迷わず辿り着けた事は言うまでもないが、、、、結果的に南北200mにも及ぶ大型の城郭遺構と対面する事が叶えられたが、今まで所在地もその形態も分からず、長きに渡ってリサーチを怠っていた事はどうかご容赦願いたい。取り合えず今回のリポートが、城跡が気になっていた方にとっての値打ちあるものとなったのであれば、これ幸いと言ったところか、、、

城跡は京都府与謝郡与謝野町幾地にあって、既にリポート掲載を終えた幾地から見て、県道2号線(76号線)を挟んで対面した南側低丘陵上に位置している。城跡を訪れるには「野田川フォレストパーク」を目として目指せば分かり易いので、細かい訪問ルートは割愛させて頂くが、公園駐車場から直ぐ目に留まるフェンスのある入山口から進入して、そのまま左手側の斜面から丘陵上を目指せばよい、右手側は私有地に入るので注意が必要!

1route_3登城ルート

3kg城跡概念図




城跡のアバウトな形態は概念図を参考にして頂きたいが、描いたまでが自身が踏破探索した範囲、あるいは遺構を判別確認した範囲と思って頂ければよいだろう。縄張りは個人所有地となる東側尾根先端部にまで及ぶものと察せられたが、私有地(看板がある!)である為踏破確認までは至れず、更に四方枝尾根上までは覗いていないので、残存遺構も縄張りも概念図に描いた限りではないものと思って頂きたい。この城跡はそれほど規模が大きい(未踏の地の推察を含む)ものであり、短時間で郭形状やその縄張りを把握する事は、至難の業とも思われたのである。

8_hakobori郭切岸跡見所

10_sita_hakobori箱堀に近い郭跡見所

15郭跡

20_kaku郭跡

25_horikiri_dobasi_2土橋付堀切見所

32_obi

北郭群帯郭

35_nisi_horikiri_1西堀切見所

36_horikiri_yori_honkaku_gawa_1西より本郭群切岸見所

29郭跡




見所遺構としては、堆積物(落ち葉)は多いが限りなくフラットに近い本郭群跡、下草の蔓延らない鋭角に削り落とされた見事な切岸跡堀切などは充分挙げられるが、特別縄張り妙味がある城跡とは思えないので、郭跡に佇んだ際の半端ない臨場感を感じて楽しむ事が、この城跡における見学の仕方と言えるのかも知れない、、、

城跡を個人的に評価するのであれば、見応えのある遺構が目白押しと言う訳でもなく、インパクトのある空堀がある訳でもないのだが、郭全体に見通しが利くことによる、このただならぬ臨場感は是非味わって頂きたいと思えたのである。当然是非お薦め出来る城跡の一つという事にはなるだろう。

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