本郭群を発見! 大河内城跡(兵庫県豊岡市)
この城跡は大河内城跡として既に4、5年前リポート掲載したにも拘らず、本郭群は小規模、更に空堀も施されていなかったので、個人的には砦を覗いただけで、肝心の本郭群を見逃していた可能性もあり、何時か再訪して再確認する機会を窺っていたが、ここに来てやっと再訪の機会に恵まれ、直接地元で得た情報を元に、自身の思惑通り誤認した可能性のある山上本郭群を見つけ出す事が出来た。よって過去リポート掲載に及んだ同名の城跡(記事は削除)は、今回は推察南砦跡として再び登城ルート図及び城跡概念図を載せたので、興味と時間に余裕のある方は是非そちらも覗いて頂きたい。ただし南砦の方は私見に基づくものであり、但東町史には載っておらず、公的にはまだ城跡として認識されていないが、、、
城跡は豊岡市但東町大河内にあって、民家の点在する小さな集落の北側の山上に位置しており、現在その小規模な主郭転用地には、小さな金比羅祠(愛宕祠かも?)が祭られている。城史に関しては、室町期に山名氏家臣の桑垣、内藤氏の在城が伝わるのみで、詳細は不明。
城跡概念図
現状(訪城昨年八月)城跡は、郭転用地とも言える主郭に祠が建つ事から、地元の方も定期的に参拝しているらしく、その敷地は整備されてフラットな状態にあり、概念図に示した縄張り内における残存遺構は、極めて見学し易い状態にあると思って頂いても良いだろう。山上本郭群の全長は50mにも満たないものであり、砦規模の山城と言っても過言とは思えないが、下草や低草木の蔓延っていない、郭壁となる切岸や堀切などは、ほぼその全貌が覗える、山城としては素晴らしいコンディションの下にあり、残存遺構も含めた佇まいそのものが、この城跡の見所と言えるかも知れない、、、よって個人的に城跡を評価するのであれば、規模さえ問わなければ間違いなく是非お薦めできる山城の一つ!と言う事にはなるだろう。
北郭
北端堀切見所
城跡を訪れるには、京阪神側から向かう場合、まず国道426号線に進入する事が先決となるが、ルート図中にある登尾トンネルを目印として目指せば分かり易いだろう。そのトンネルを潜り抜ければ次の三叉路を右折、後はルート図を頼りに民家横にある(画像に注目)入山口まで向かい、そこから参拝登山道に任せて山上を目指せば、迷わず主郭までは辿り着ける筈である(西端堀切までは10分程度)。
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