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2014年1月28日 (火)

やっと所在地判明! 坂津城跡(兵庫県豊岡市)

この城跡は数年前のブログ記事にまで遡る事になるが、但東主計城(但馬地方の山城カテゴリー)のリポート記事中に、訪れた際地元で明確な所在地を特定する事が叶わず、私見によって推定坂津城跡として載せた記憶がある。その後但馬の山城巡りの際には、何度となくお世話になっている山城ファンの方から、公的資料にある坂津城は推定城跡より派生した、北西側の枝尾根上にあるといった情報を頂戴し、今回はやっと本来の坂津城を訪れる事が叶えられた。尚、主計城リポート記事中で触れた推定坂津城(記事は据え置き)は、空堀の類は目に留まらなかったものの、切岸及びその築城環境から紛れもない城郭遺構と自分の目に映った事から、私見に基づいたものになるが、坂津城山上郭群(鬼子母神の社殿がある)としてルート図及び概念図は載せたので、興味を持たれた山城ファンの方には、山上郭群とその枝尾根上にある二城で成立(推察)したと思われる、城郭遺構を是非覗いて頂きたいと思うのである。

1登城ルート

4_2直登口

3_2城跡概念図

Photo推定山上郭群概念図




城跡は豊岡市但東町坂津にあって、その所在位置は先に触れたルート図を見ればほぼお分かり頂けるだろう。その登城口は直登となるが、公民館傍(画像に注目)から右手側にある谷状地形を目指して上り、この付近では唯一とも言える入山口となるフェンスを開閉して、更に谷状地形に沿って上る事になる。数分で左手斜面側に直ぐそれと分かる縦堀地形に遭遇する事になるが、そこから既に城域に入っている事は確認出来よう。城史に関しての詳細は不明

現状(訪城時期八月)自身が探索踏破した範囲内における、概念図に示したまでの遺構は、山城ファンを自認する方であれば、本郭群と尾根を絶つ二本の二重堀切やそれに伴う縦堀、主郭に施された大土塁、あるいは切岸跡と、見れば直ぐに判別確認可能な比較的良い状態にあるが、自然任せの地表風化は随分進行中にあると思って頂ければよいかも、、、。その中で畝状空堀に見えなくもない、土塁を間に挟んだ空堀跡や、低い段差程度の段郭群境などは明瞭なものではなく、自身が描いた概念図は何時もの様にアバウトな縄張りと思って頂ければ有難い。ただ郭跡から四方斜面に至るまではくまなく歩き回れる状況となっているので、低草木の余り蔓延っていない、ほぼ全貌の窺える堀切などは充分楽しめるものとは思われる。

7_horikiri_tatebori_1縦堀(これに沿って上る)見所

8_horikiri東堀切見所

15_shukaku_dorui_2主郭土塁見所

15_shukaku_nai主郭内

11_2jyuu_hori西二重堀切見所

26

畝状空堀らしき地形見所

16_obi帯郭

城跡を個人的に評価するのであれば、全長40m程度の砦規模の城跡ではあるが、先に触れた様に遺構の見応えは充分なものであり、山城を形成する空堀、土塁、切岸の三要素は備わっているので、規模さえ問わなければ充分お薦め出来る城跡の一つ、といった事になろうか、、

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コメント

TAKU さんこんばんわ!猪名川町のイッシーです!但馬の城跡レポート楽しく拝見致しております!但馬地方はなかなか探訪できませんが今後は三木市の城跡探訪を予定しています!三木市吉川町に奥谷城跡、東田城跡、前田城跡、古市城跡などがあります!個人的には城跡探訪をしていませんが近々する予定です!また何かのお役に立てて下さい!

TAKUです、イッシーさんコメント拝見しました。
探索予定として挙げられた城跡は、何れも私にとってはまだ未訪城跡です。
踏破された後の情報を期待しております。 

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