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2012年11月20日 (火)

丸田東城跡(京都府舞鶴市)

城跡は京都府舞鶴市丸田にあって、由良川に向いて突き出した低丘陵上先端部にある。築城環境から考慮するのであれば、由良川を水路とした場合の監視用砦といったところになろうが、縄張りプランや普請における労働力を察すれば、充分砦の域ははみ出た城跡の一つ、といったところになろうか、、、。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、由良川小学校あるいは国道178号線「丸田東」交差点を目印として目指せば分かり易いが、ルート図に示した集合墓地に駐車スペースは確保出来るので、そこから墓参道に任せて尾根上を目指せば、かつての大堀切跡(推察)までは迷わず辿り着ける筈である。ちなみに集合墓地からは5分内で

1route 登城ルート

5 進入経路

3 城跡概念図

城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、縄張りプランにおいてはごく一般的な山城の域は出ておらず、地形に任せて郭を削平し並べただけに終わったものであり、目に留まる遺構も、郭跡を除けば切岸跡、痕跡程度の空堀跡(堀切)と数も限られてくるが、高低差を誇る状態の良い切岸だけは、充分見学に値する城郭遺構と自分の眼には映った。尚、主郭南端部から便宜上の三郭にかけては、鉄塔撤去工事あるいは道路拡張工事によって遺構は一部消失したものと察せられたが、そのリサーチまでには及んでいないので、郭跡を含めた歪な地形から、自身が推察したものと思って頂ければ有り難い。

6 かつての堀底道か?

10_karabori 空堀見所

10_karabori_heki 二郭北切岸見所

15_2kaku_yori_shukaku_heki_1 二郭より主郭切岸

16_shukaku_higasi_heki 主郭東壁

17_shukaku_2 主郭の現状

現状(11月)城跡は、蔓延る木々は比較的少なく、それなりに見通しが利く事から縄張りは掴み易く、更に遺構の判別確認も容易く、見学し易い状態が自然維持された状態にあると思って頂いても良いだろう。個人的には高低差を伴う切岸、あるいは麓に向いて落ち込む切岸に遺構としての醍醐味を感じたが、空堀に関しては長年の堆積物によって相当深さが失われており、見応えを感じるまでには至れなかった。5分内で辿り着ける圧倒的お手軽感を思えば、充分お薦めの城跡といった事になろうが、縄張り妙味までは決して望まない事が肝心!

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