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2012年9月 2日 (日)

外見からその全貌が窺える!西野々砦跡(兵庫県篠山市)

この城跡は自身既に数年前に訪れていたが、山城巡りの移動道中車窓から城跡を窺うに、本郭群斜面全域を覆っていた木々はほとんど伐採され、郭壁となる切岸はむき出しの状態になっていた事から、胸を躍らせながらの再訪となったものである。当然丹波を中心に山城巡りをされている山城ファンの方々には、朗報となること間違いなしと思えた事から、いち早く現況をリポートする事になったが、既に訪れた方には是非変貌を遂げたこの砦跡を再訪して、当時に思いを馳せて頂きたいと思えたのである。もちろんこれから訪れる用意のある方にも、小規模ではあるが楚々とした山城の魅力は充分味わえと思えた事から、是非訪問をお薦めしたい事は言うまでもないが、、、尚、地元で年配の方数人にこの砦跡の情報を求めたが、神社敷地が砦跡と認識されている方はおられず、非常に残念な結果となってしまった。木々の伐採は二年ほど前に行われたそうであるが、、、

1route_2 登城ルート

7 参拝山道進入路

3 城跡概念図

城跡は兵庫県篠山市西野々にあって、既にリポート掲載を終えた安口城からも充分望める、篠山川を隔てた南東側の丘陵尾根先端部に位置している。城史に関しての詳細は不明であるが、安口城と呼応した築城環境を踏まえれば、その出城の可能性は充分考えられよう、、、、

城跡の形態は、ほぼ概念図に近いものと思って頂いても差し支えないと思うが、規模は総全長40m程度の城郭であり、残存遺構に多くは望めないものでもある。ただし外見から郭外壁となる切岸が麓まで落ち込む様、妙見神社がある事によってほぼフラットに整地された主堀切に伴う小さな土塁跡堀切から谷底に向いて落ち込む縦堀、更に郭内の見通しが利く事によって、その縄張りの全体像が窺える様は、山城初体験の方でも分かり易く、規模や縄張り妙味さえ問わなければ、間違いなくお薦め出来る山城の一つ!と自分の目には映った。藪化の深刻化した砦規模の山城が点在する篠山にあっては、縄張りも掴み易く、更に見学し易い貴重な山城の一つと言えようか。

11_shukaku_1_2 12_shukaku_nisigawa 主郭

15_kirigisi 主郭北側切岸見所

14_doruikaku_hasi 土塁郭(櫓台か)

16_horikiri_1 背後の堀切見所

17_tatebori 縦堀見所

18_kita_obi 南帯郭

城跡を訪れるには、先に触れた安口城を起点とすればその位置も分かり易い事から、城跡までのアクセス方法は割愛させて頂くが、国道372号線と並行して走る農道沿いの「西野々バス停」を目印として目指せば、難なく付近までは辿り着けるだろう。もちろん木々の伐採されたそれらしい山城跡(画像に注目)は、バス停付近からでも直ぐ確認出来るが、バス停からは登城ルート図を参考にして頂きたい。麓に設置された入山開閉フェンスより、赤い鳥居を潜って参拝山道に任せて上れば、数分で主郭までは辿り着けよう。

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