新堂砦跡(京都府南丹市)
城跡は京都府南丹市園部町新堂にあって、標高約230mの低山山頂に位置しており、現在その西山麓には正福寺がある。
この砦跡は一部の文献に名前が登場するだけの、ほぼ無名に近い城跡の一つでもあるが、現地で出くわした年配の方に、その存在と所在場所を尋ねたところ、当然満足の行く結果は得られなかった。よって今回は所在地の特定出来ぬままの、地図上で目星を付けただけの探索踏破となったが、山城としての築城環境、山頂で明瞭な切岸跡の残る櫓台(推察)の確認、及び全長30m規模の削平地(主郭に相当)の確認、更に訪城後における京丹波を拠点とした山城ファンの方との情報照合によって、何とかこの地が新堂砦であろうとするまでに漕ぎ着ける事が出来た。ただ城跡呼称に関しては、確信が持てるまでの材料(所在位置を記した公的資料及び確認情報資料)が得られなかった事もあって柔軟に対応して頂きたいが、、、
登城ルート
(推定)新堂砦跡を訪れるには、京都縦貫自動車道「園部IC」を起点とすれば分かり易いが、そのIC乗降口となる県道19号からは登城ルート図を参考にして頂きたい。そこからは今回車を預ける事になる「新堂公民館」を目印として車を走らせる事になるが、登城入山口となるのは公民館より50m程度南下した付近で、細い畦道から古い集合墓地まで向かい、その背後よりそのまま山上尾根を目指して直登すれば、迷わず辿り着ける筈である。ちなみに所要時間は入山口より藪漕ぎなしで10分内
この城跡は恐らく京丹波地区の山城に興味を持たれている方のみが訪問の対象となる様に感じられるが、取り合えず興味を持たれた山城ファンの方には、遺構としての見応えは全く期待できそうにないが、この地区に点在する山城巡りの一環とした上で、是非一度山頂まで足を運んで頂きたい。楚々とした砦跡の風情は充分味わえる筈である。
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