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2012年7月10日 (火)

能勢垂水城跡(大阪府豊能郡)

城跡は大阪府豊能郡能勢町垂水にあって、既にリポート掲載を終えた山田城とは、谷状地形を挟んだ南西側の山上に位置している。自ずと山田城の出城とも窺えようが、推察の域は出ないものでもある。よって城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、ルート図に示した様に周辺に林立して築かれた山城を起点とすれば、分かり易い位置にあるので、それまでの訪問ルートの説明は今回は割愛させて頂く。山田城と同一の登城ルートで、目印となる最奥にある溜池まで向かう事になるが、そこからは概念図を参考にして更に山道を上れば、迷わず辿り着ける筈である。車の駐車に関しては、溜池付近に小型車なら充分駐車スペースは確保出来るとは思われる。

1route 登城ルート

3 城跡概念図

8_1 山道突き当りとなる土塁地形

現状訪れた時期も悪いが、藪化は深刻化しており、地表風化も更に追い討ちをかけた非常に醜い状態にある。それでも規模が小さいので、何とか全体踏破は出来たが、小規模な主郭内は低草木で覆い尽くされており、踏み入る事は非常に困難な状況にあると思って頂ければ良いだろう。その中にあって判別確認可能な遺構は、主郭と帯郭間における一部の切岸跡(高低差は余り無い)、地表風化によって相当埋もれた堀切(僅かに土橋付き)、虎口地形に付随した縦堀地、南西端の斜面に施された堀切地形が挙げられるが、主郭背後の堀切や一部の切岸を除いては、何れも風化の進んだ地形からは判別し難いものであり、これらの機能の想像は、ほぼ見学者の想像に委ねられるといっても良いだろう。

11_obi

帯郭と主郭切岸

10_heki 主郭側面と内部の現状

12_horikiri_1 土橋付き堀切見所

18_seitan_horikiri_1 山道が繋がる堀切地形

城跡を個人的に評価すれば、知名度に欠けるほとんどの山城がそうである様に、この山城も冬季訪問に僅かな期待が持てるかも知れないが、訪れるに際しては、遺構の見応えや縄張り妙味は最初から絶対に問わない事が肝心、、、

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コメント

TAKUさんこんばんは!猪名川町のイッシーです!本当におひさしぶりです!垂水城跡に行かれたのですね!個人的に二回ほど探訪した城跡です!一回目は遺構などを見分けることができなくあえなく引き返した城跡で二回目には遺構などを見分けることができた城跡でした!思い出のある城跡ですがこのまま藪化が進行すれば自然化して無くなる城跡に思えました!!またレポートお楽しみにしております!今播磨地方に探訪しに行っています!また今後も応援致しております!お身体にお気をつけて頑張ってください!

TAKUです、コメント拝見させて頂きました。
何とか体調も戻って来ましたが、再三に渡る体調のお気遣い有難う御座いました。
以前イッシーさんに所在地を教わった、下見砦も今後リポート掲載予定をしておりますが、是非楽しみにして頂ければ幸いです。

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