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2012年4月10日 (火)

矢谷城跡(兵庫県丹波市)

城跡は兵庫県丹波市市島町上田にあって、既にリポート掲載を終えている長谷山城から見れば、西側の丘陵尾根上に位置しており、標高188mを山上郭と推察した場合、南西側に派生する尾根上を城域としたものと察せられる。ただ今回は山頂までの踏破確認に至れなかった事もあって、現状正確な城域までは分からないが、丹波を中心に山城巡りをされている方の情報を加味した上で、個人的にも尾根上全域を支配するフラットに近い削平地形、あるいはその中で唯一目に留まった縦堀地形により、この尾根上が矢谷城の中枢となる郭跡と確信するに及んだ。当然見学者の推察に委ねられる部分でもあるが、、、城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、先に触れた長谷山城を起点とすれば一目瞭然の位置にある事から、城跡までのアクセス方法は割愛させて頂くが、国道175号線からの進入経路は、登城ルート図を参考にして頂きたい。国道から集落内を通過する林道へ進入(北上)し、画像に示した山道に反れて、途中から斜面に取り付いて尾根に向いて直登すれば、物見とも察せられる西先端尾根上の小規模な削平地、あるいは鞍部(自然堀切地形)までは、藪漕ぎなしで迷わず辿り着けるだろう。

1route 登城ルート

5 進入経路

現状主郭と察せられた削平地は木々も伐採されており、非常に歩き易い状況となっている。見通しが利く事から充分臨場感には浸れそうに思われたが、この城跡の縄張りプランは大味極まりないものであり、どこまでを城域とするものかは、先に触れた様に見当も付かないでいる。今回は山頂まで延々と連続する削平地を主郭とした上での現況報告とさせて頂くが、取り合えず現在でもフラットに近い尾根上削平地の中ほどに、それらしい縦堀地形(虎口に見えなくもない)は窺われた。ただ後世における山道の可能性もあるので、城郭遺構と断定するまでには至れなかったが、、、、

8_nisi_sanjyou_1 西山上物見?

10_anbu 西鞍部(自然堀切地形)

12_sanjyou_kaku 12_sanjyou_kaku_1 推察)主郭

15_tatebori_or_karaboridou 縦堀地形

結果的に今回は山頂までの踏破を断念したせいもあって、この城跡の確かな形態は分からないままに終わったが、城跡を個人的に評価すれば、この城跡に関しては「これ以上のものは余り期待出来そうにない」といったところか、、、、

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コメント

TAKUさんこんばんは!猪名川町のイッシーです!最近南丹市の城跡探訪をしています!!南丹市園部町半田に半田城館跡がありました!まだネットなどでもご紹介されていない城館跡だと思います!探訪しましたら見事な櫓台跡、切岸などがありまた非常に浅くなっていますが横堀跡などが残っていました!是非一度探訪してみてください!

TAKUです、長らくブログのコメントチェックを行っていなかったせいもあって、随分返信が遅れてしまう結果となりましたが、どうぞご容赦下さい。
コメント中にある半田城は、私にとっては全く認識のない城館の一つですが、空堀や土塁が拝めるというのであれば、是非一度覗いて見たいと思います。情報有難うございました。
しばらくブログ更新を出来ない日々が続いておりましたが、その理由も含めて、今後「お知らせ」として発信させて頂く予定です。
蒸し暑い季節の到来となりましたが、スポーツとして山城巡りを楽しんで頂ければ幸いに思います。

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