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2012年3月23日 (金)

角部砦跡(三重県伊賀市)

城跡は三重県伊賀市中村にあって、先にリポート掲載を終えた井上氏城の真南側に突き出した丘陵先端部にある。地元で城跡を尋ねれば、一応長持氏の砦跡と伝わっているらしいが、その詳細は不明。

城跡を訪れるには、先に触れた井上氏城を起点とすれば一目瞭然の位置にあるが、概念図に示した付近の道路沿いから林の中を覗けば、郭外壁となる切岸は充分窺えるので、主郭までは直ぐにでも辿り着けよう。

1route_3 登城ルート

4 南側進入口

3_1 城跡概念図

現状(二月)城跡は、一帯が植林地となっているせいもあるが、遺構見学とすれば、これ以上望む事が出来ないほど素晴らしい状態にあり、現存する遺構の全てが、判別確認し易い状況下にあると思って頂いても良いだろう。規模が小さい(全長30m前後)事から、その全体像を窺う事も可能であり、主郭北西隅に備わる櫓台土塁や、その外壁となる切岸は、郭二方を廻る分厚い土塁と並んで、切岸の醍醐味には充分触れる事が出来るとは思われる。ただ本来四方を廻っていたものと察せられる、南側の土塁は消失した可能性があり、東側に施されていたと察せられる空堀も、現在では痕跡も窺われない状況にあるので、遺構残存度は低い城跡という事にはなるが、、、、

18_shukakunai_1 主郭内部

8_kita_dorui_1 北側土塁見所

7_shukaku_nisi_yagura 櫓台土塁見所

19_kta_obi 北帯郭

20_kitagawa_heki 櫓台外壁見所

城跡を個人的に評価すれば、分厚い土塁を形成する切岸の醍醐味、誇れる状態の良さ、それに圧倒的お手軽感を加味すれば、井上氏城と併せた同日訪問とするのであれば、充分訪れる理由も生まれて来る城跡といった処か、、、

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