堺目城跡(三重県伊賀市)
城跡は三重県伊賀市伊勢路にあって、国道165号線「青山トンネル」のほぼ真上にあり、その山頂に位置している。堺目砦跡、あるいは斎王堺屋跡の別称があるが、城史に関しての詳細は不明
城跡を訪れるには、国道165号線を走り青山トンネルを目指し、トンネル手前より青山高原へ向かう755号へ針路変更して向かえば良い。城跡までの進入経路はルート図に示したが、755号沿いの沢の途切れる付近(画像に注目)から取り付き、直登で植林地を通過して城跡を目指せば、自ずと林道と合流する事が可能であり、最短(10分内)で主郭までは辿り着ける筈である。時間に余裕のある方は、随分遠回りにはなるが、林道に任せて上れば良いだろう(小型四駆なら城跡南斜面真下付近までは進入可能)
城跡の形態は、ほぼ概念図通りと思って頂いても良いとは思われるが、本郭群そのものの規模は非常に小さなものであり、伊賀においては定番ともいえる、郭四方を低土塁が廻る、単郭構造の方形郭と言えば、これを機に訪れる用意のある方には分かり易いだろう。空堀は主郭東西二箇所に一応施されてはいるが、長年の地表風化によって、深さは随分失われており、現状(二月)切岸の醍醐味に触れる事は叶わず、見応えにも少々欠けるかも知れない、、、ただ城跡におけるコンディションには素晴らしいものがあり、城跡一帯が間伐の行われた植林地にある事から、縄張り全体の見通しが利き、遺構の判別確認も容易く、更に当時に思いを馳せる事も容易い状況となっている。
城跡を個人的に評価すれば、山城としてはこれ以上望めないほどの素晴らしい状態(画像に注目)が、今日まで維持されている事、遺構が判別し易く、縄張りが山城初心者でも簡単に掴める事、遺構に醍醐味や見応えまでは望めないが、遺構残存度が高い(完存か?)事、楚々とした佇まいが素晴らしい事、10分内で到達可能なお手軽感、これらの材料を全て加味せずとも、規模さえ問わなければ、間違いなく「是非お薦め出来る山城の一つ!」という事にはなるだろう。これを機にこの山城を訪れて見たいと思われた方、あるいは史跡ファンの方も是非一度訪れて、林道で山歩きを楽しみながら、是非この山城の魅力を味わって頂きたいと思えたのである。
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