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2012年3月19日 (月)

岡山氏城跡(三重県伊賀市)

城跡は三重県伊賀市出後にあって、既にリポート掲載を終えた井上氏城から見れば、川を隔てた真西側の丘陵上に位置しており、永井氏城から見れば道路を隔てて直ぐ西側へ隣接した丘陵上にある。城史に関しては岡山氏の居城と伝わっているが、詳細は不明

城跡を訪れるには、先に触れた永井氏城を起点とすれば、その所在位置は一目瞭然でもあるので、訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、登城口は概念図に示した橋脇の入山ゲートからで、山道に任せて数十m上り、適当な箇所から尾根に沿って直登すれば、藪漕ぎもなく数分で主郭までは辿り着ける筈である。

1route 登城ルート

5 登城入山口

3_1 城跡概念図

城跡の形態は概念図を参考にして頂きたいが、コンパクトにまとまった伊賀の城跡らしく単郭構造で、主郭背後には土塁を付随させた二重堀切が施されている。この空堀(堀切)壁と郭外壁の一部に石積(角の取れた川原石)が窺われた事や、崩落石が斜面上に見止められた事から、郭外壁の全てとは言わないまでも、部分的には石垣で郭外壁が補強されてあったものと考えられる、、、、現状(二月)城跡は、藪化は進行中にあるが、見学に差し支えるまでには至っておらず、概念図に示したまでの、自身が踏破した範囲で城郭遺構と判断した残存遺構の全てが、判別確認の容易い状況にあると思って頂いても良いだろう。ただ郭内部の地表風化は進んでおり、郭内部の僅かな地形の変化から、郭区画までは読み取れないのが現状でもあるが、、、

7 主郭北切岸見所

10_karabori_ato_2 僅かに空堀跡?

12_shukaku 主郭内部の状態の良い箇所

16_minami_ukedorui 土塁跡見所

17_horikiri 堀切見所

19_horikiriheki_isi露見する石積跡見所

18_dorui 主郭背後土塁見所

城跡を個人的に評価すれば、山城としてみれば比較的見学し易い状態が自然維持されており、縄張りが掴み易い事、遺構としての見応えには少し欠けるが、二重堀切、土塁跡、虎口跡、ついでに石積跡が拝める事、それにお手軽感も加味すれば、規模さえ問わなければ充分お薦め出来る城跡という事にはなるだろう。

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