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2012年2月 5日 (日)

狭間城/北ノ城/城山城跡(三重県伊賀市)

この三城は三重県伊賀市依奈具にあって、近鉄伊賀線「猪田道駅」の直ぐ北側の丘陵先端にあり、三城は現在堀切道によって明確に分かれた構造となっている。城史に関しての詳細は不明であるが、伊賀の館城に共通すべく、城主の異なる居館が堀切を境として仲良く建ち並ぶ様は、この三城も同様に三氏の居館跡といって良いのかも知れない(推察)

城跡を訪れるには、まず422号線へ進入する事が先決となるが、先に触れた「猪田道駅」を目印として目指せば付近までは迷わず辿り着けよう。駅付近の三叉路からは概念図を参考にして頂ければ良いが、数分で丘陵最先端に位置する城山城へは到達可能である。尚、国道三叉路付近に路駐スペース(ゴミ集荷所)はあったが、遺構見学には30分とかからないので、自己責任において駐車すれば問題はないだろう。

1route 登城ルート

5

進入経路

3 城跡概念図

三城の位置関係は、概念図を見れば一目瞭然とは思われるが、その状態は極めて醜く、特に狭間城に至っては、全域が青竹の密生する竹薮地にあり、遠く離れた場所から土塁や大型の虎口跡は窺う事も出来ず、それに倒竹が更に拍車をかけており、郭内はとても動き回れる状況にはない。辛うじて北背後の豪快な空堀が、笹藪を通して見学可能とはなっているが、、、とにかく遺構を撮影したとしても、青竹を撮るばかりで、記録画像は全く成立しないと思って頂いても良いかも知れない。ただ主郭四方を囲む土塁や三方を廻る空堀は、現在まで手付かずの状態にある為、ほぼ完存に近いものと見受けられたが、、、残念!

12_dorui_koguti_1 狭間城 土塁虎口

18_karabori_1 狭間城 空堀

北ノ城も狭間城と同様に、四方高土塁で囲まれた郭内は青竹が密生しており、狭間城とまでは行かないが、青竹の隙間を縫っての移動探索は余儀なくされるのが現実である。ただ高土塁の迫力は相当なものが感じられたが、、この城跡も四方を巡る土塁は、虎口跡も含めてほぼ完存と見受けられたが、背後に施されていたと思われる空堀は、鉄塔造成工事の際に埋められたものと察せられる(推察)、、残念!

23 城境 堀切道

25_11 北ノ城 郭内部

25_7 北ノ城 虎口跡

3_2北ノ城 大土塁

城山城は三城の中でも一番ましな状態にあるが、西道路側と南住宅地側は相当な地形改変が窺われるものであり、内部に明瞭な土塁は残っているものの、当時の縄張りはほぼ見学者の想像に委ねられるだろう、、、残念!

2 城山城 郭内部

8 城山城 土塁

城跡を個人的に評価すれば、「残念!」という表現をリポート記事中で三度用いた様に、これだけ高い遺構残存度を誇りながら、とにかく「残念な城跡」の一言に尽きる。高土塁や空堀の迫力、あるいは圧倒的お手軽感から充分お薦めは出来ようが、状態は問わない事が大前提!

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