伊賀 和田城跡(三重県伊賀市)
城跡は三重県伊賀市喰代にあって、ルート図を見ればお分かり頂ける様に、先にリポート掲載を終えた入屋敷城への進入ルートの途中に、城跡への進入口がある。車は無住の「正光寺」駐車場を借りる事になるが、そこから城跡は目と鼻の先の距離にある。進入経路は概念図を参考に
城跡の大雑把な形態は、概念図を参考にして頂きたいが、ほぼ二郭と見受けられた本郭群(主郭に施された高土塁の可能性があり)と、郭転用地とも窺われた住宅地側の広い休耕農地(こちらが主郭の可能性)を除けば、相当藪化は深刻化した状態にあり、ほぼ全てが青竹の密生する雑木藪地となっている。更に本郭群から北側及び東側は、倒竹や堆積物がそれに追い討ちをかけ、遺構の判別確認はもちろんの事、踏破も困難な状況と化しているのが現状(1月)と言えよう。よって踏破可能な範囲は限られてくるが、自身が踏破した範囲で、遺構として判別確認出来たものだけを、何時ものように概念図に示した。
その中で見所遺構として真っ先に挙げられるのは、見応えの感じられる土塁を側壁とした横堀で、これは意外に状態が良い事もあって、堀底を歩いて移動すれば、深さが維持されている事も充分理解出来るのではないだろうか。当然郭構成や縄張りプランは、見学者の想像に全て委ねられるが、農地や住宅地が直ぐ傍まで迫ったこの環境、あるいは多く残した未踏地の部分も含めれば、流石に当時に思いを馳せる事は至難の技とも思えたのである。
城跡を個人的に評価すれば、本郭群かも知れない(推察)二郭構造の主郭とその切岸、及び深さが維持された横堀だけが値打ちの城跡、という事になろうが、圧倒的お手軽感を加味すれば、喰代地区の城跡巡りの一環として訪れるのであれば、決して無駄足には終わらない城跡といった処か、、、、
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