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2012年2月26日 (日)

小規模ながら、ほぼ完存に近い縄張りが魅力 荒堀氏城跡(三重県伊賀市)

城跡は三重県伊賀市比自岐向山にあって、集落東の奥まった尾根先端部にある。城史に関しては、名が語る様に荒堀氏の居館跡と伝わっているが、その詳細は不明

城跡を訪れるには、先にリポート掲載を終えた中川氏城と同様の訪問ルートと思って頂ければ良いが、車を停めた路駐箇所からは中川氏城の進入経路とは逆に、ルート図の如く北へ向かい、画像に示した住宅地向側の山道から、池傍にある城跡を目指せば良いだろう。もちろん先に中川氏竹岡氏城を訪れた方は、城跡巡りの順番として、最後に推察居館跡から池傍を通過して向かう事になるが、、、

1route 登城ルート

4_nyuuzanguti 進入経路

3_1 城跡概念図

3_sanjyou_2 三城併せた概念図

この城跡の形態に関しては、ほぼ概念図通りと思って頂いても良いとは思われるが、主郭周囲を廻る土塁は完存、更にその周囲三方を廻る空堀(東側は薄い横堀、南北は縦堀)もほぼ完存と言えるものであり、土塁虎口から主郭内部をほぼ見通せる事も可能であり、主郭背後にそそり立つ全体像の窺える高土塁の醍醐味は、小規模な館城とはいえ、空堀も含めた遺構の見応えだけは抜群の城跡と目には映ったのである。現状(一月)城跡は、主郭内部及び周囲にかけて青竹が相当蔓延ってはいるが、小規模な事も相俟って、移動見学に差し支えるまでには至っておらず、それなりに見学し易い状態にあると思って頂いても良いだろう。ただ主郭内部における、自然に任せた地表風化は激しいが、、、

11_koguti_1 土塁虎口見所

18_shukaku_nai 主郭内部

16_haigo_dorui_heki_1 東高土塁見所

22_dorui_jyou 高土塁上

21_haigo_karabori_3 背後の空堀見所

20_kita_tatebori 北縦堀見所

25_minami_tatebori_1 南縦堀見所

12_koguti_waki_kaku 虎口脇の土塁郭

城跡を個人的に評価するのであれば、遺構残存度の高さ、遺構の見応え、状態の良さ、更に圧倒的お手軽感まで加えれば、規模さえ問わなければ、まず間違いなくお薦め出来る城跡の一つ!という事にはなるだろう。これを機に訪れる用意のある方には、この荒堀氏城まで含めた三城の同日訪問プランは、是非考慮して頂きたいと思えたのである。

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