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2012年2月 7日 (火)

尾上城跡(兵庫県神戸市)

城跡は兵庫県神戸市北区淡河町神田にあって、標高約270m(比高30m)の低山山頂に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには県道38号へ進入する事が先決となるが、道路沿いからも直ぐ目に留まる「好徳小学校」を目印として目指せば良いだろう。ルート図に示した針路変更する事になる交差点から北上する事になるが、山陽自動車道の高架下を潜れば、城跡が望める(鉄塔の建つ位置が北出郭に相当)目印となる石碑までは直ぐの距離にある。ただ進入経路に関しては、貯水池の畔に「立入り禁止」の表札が掲げられてあった事から、自身の口から「ここを通過して向かえば良い」などとは決して言えないので、ここから城跡まで向かう進入経路は、概念図を参考にした上で、訪れた方の良識ある判断にお任せしたい。ちなみに主郭までは10分内で到達出来た事だけはお伝えして置きたいが、、、

1route 登城ルート

3_1 城跡概念図

現状(1月)城跡は、北出郭に鉄塔がある為、あるいは主郭と推察された郭跡に祠があるせいなのかも知れないが、山上本郭群までは山道を利用すれば見学し易く、木々も少ないので見通しも利き、非常に見て回りやすい状況下にある。概念図に示したまでが自身が踏破した範囲、あるいはその中で判別確認に及んだ遺構と思って頂ければ良いが、古い形態の山城とあって、目に留まる遺構も限られてくるのが現実である。長年の風化によるものか、主郭周りの郭群の切岸は甘く、僅かな段差は見止められるが、非常に曖昧な地形(緩い傾斜面)と化している。防備機能としての空堀は西斜面に唯一施されているが、堆積物によって明瞭なものではなく、付随する縦堀で何とか判別確認する事が可能と思って頂ければ良いだろう。明瞭な切岸跡は東段郭群で拝めるが、高低差のあるものではないので、切岸の醍醐味には余り触れる事が出来ないのが現状である。

14_kitakaku_e 鞍部削平地

15_kitakaku 北郭

18_shukaku_2 主郭

20_higasikaku 東郭群

25_nisi_karaboriato 西空堀見所

26_tatebori 縦堀見所

個人的に城跡を評価すれば、縄張りプランも含めて残存遺構に見応えまでは望めないが、見学し易い状態の良さ、限りなく無名に近いが、当時の祖形が維持された山城としての値打ち、更にお手軽感も加味すれば、淡河地区における山城巡りの一環とすれば、何とか訪れる理由も生まれてくるのではないだろうか、、、

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