南僧尾城跡(兵庫県神戸市)
城跡は神戸市北区淡河町南僧尾にあって、先にリポート掲載を終えた僧尾(北僧尾)城と同様に低丘陵上にあるが、距離はそれなりに離れている。僧尾地区で城跡の所在地を尋ねるに及んでは、誰一人として城跡の認識はなく、個人的には所在位置の確認に手間取り、効率の良い同日訪問とはならなかったが、その苦労話はさて置き、何とか所在位置を着き止める事には至れた。城史に関しての詳細は不明であるが、城跡の形態から察するに、淡河城に対しての付け城の様には見受けられなかった、、、
城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えた萩原城を起点とすれば分かり易いので、訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、県道38号へ進入する事が先決となる。城跡までの進入経路、あるいは城跡進入口はルート図及び概念図を参考にして頂きたいが、画像に示した道路沿いから上れば、直ぐにでも本郭群が迎えてくれる筈である。
現状(12月)城跡は、藪化の深刻化した醜い状態にあり、長年の堆積物などによる地表風化も相俟って、その地形から判別確認可能な当時の遺構も限られており、概念図に示したまでが、自身が踏破した範囲であり、その中で目に留まった遺構と思って頂ければ良いだろう。郭跡を除けば、西側の空堀跡(虎口も伴う)、土塁跡、切岸跡が、唯一この地を城跡として物語るものと言っても過言とは思えないが、山上郭群の北側は、近年の道路造成工事によって相当削り取られており、縄張りを含めた遺構は相当消失したものとも見受けられ、当時の縄張りはほぼ見学者の想像に委ねられよう、もちろんその規模も想像するしかないのだが、見る限り大型の城郭とはとても思えなかった、、、、
城跡を個人的に評価するのであれば、道路沿いに面している事からも、圧倒的お手軽感はあるが、遺構残存度の低さ、及び状態の醜さを思えば、現存する空堀を一度覗いてみたいと思われた方、あるいはこの地域の山城に興味を持たれた方だけが、訪問の対象となる城跡と言った処になろうか、空堀は充分見応えは感じられたが、、、
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