三波城跡(兵庫県朝来市)
城跡は兵庫県朝来市和田山町三波にあって、竹田城からみれば遠く北西側の丘陵上に位置しており、「山城の郷」を経由して竹田城駐車場まで向かう、車道入り口から数キロ離れた真西側にある。城史に関しての詳細は不明であるが、築城環境から考えれば、太田垣氏時代において竹田城の出城(砦)として機能していたものか、、、
城跡を訪れるには、先に触れた竹田城駐車場へ向かう裏道を起点とすれば分かり易いが、136号を西進すれば、左手道路沿いに三波城址標識(初回訪問時には掲げれていなかったが、)が目に留まる筈であり、城跡の位置確認は容易いとは思われる。城跡への進入口は、どこから取り付いても上れた以前と違って限られてくるが、概念図に示した入山ゲートを必ず潜らなければならない。そこから上れば藪漕ぎもなく、最短距離で主郭までは辿り着ける筈である(5分内)。
但馬地方における山城も、個人的には竹田城を訪れる(五回目)ついでとして、近くにあるお手軽感のある山城を再訪するケースも増えて来ているが、この山城も竹田城及び観音寺山城の訪問ついでに、立ち寄ることになった山城の一つでもある。最初の訪城が10年ぐらい前に遡る事になるので、概念図としての記録も残しておらず、見応えのある遺構がなかったせいもあるが、縄張りも含めて頭からほぼ記憶は消え失せていた。もちろん結果からも見応えのある遺構にはほとんど期待出来ないといった事になるが、その中で敢えて見所を挙げるとすれば、状態の良い切岸、櫓台とも察せられた土塁郭だけに限られて来るが、主郭切岸が麓まで自然に落ち込む様は、切岸の醍醐味だけには何とか触れる事が出来ようか、、、他では主郭南背後に自然地形を取り込んだ形の、人為的とも思えた大空堀地形が目に留まったが、遺構としての正否の判定は難しいと言った処か、、
コンパクトにまとまったその形態は、ほぼ概念図に示した通りと思って頂いても良いかも知れないが、植林地に城跡があるお陰で、比較的見学し易い状況は、現在に至るまで自然維持されており、和田山地区における山城巡りの一環として、圧倒的お手軽感も加味すれば、充分訪れる値打ちのある城跡という事にはなろうか。
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