下常吉支城跡(京都府京丹後市)
城跡は京都府京丹後市大宮町下常吉にあって、築城環境及び城跡呼称から察する限り、既にリポート掲載を終えた常吉城の支城、あるいはその出城と考えれば良いのかも知れない。
城跡を訪れるには、当然常吉城を起点とすればその位置は分かり易いが、ルート図及び概念図からお分かり頂ける様に、県道76号沿いにある「常吉駐在所」の真西側にある低丘陵上に城跡は位置しているので、駐在所脇道より郭転用地とも窺えた集合墓地を目指せば、自ずと城域へ足を踏み入れた計算にはなる。ちなみに5分程度の距離
城跡の形態は小規模な主郭から東側へ郭が付随しただけに終わったものであり、郭転用地とも思われた集合墓地敷地まで含めたものが、当時の縄張りとも察せられたが、後世における造成地形改変を思えば想像は付き難く、当然推察の域は出ないものでもある。現状(八月)眼にすることの可能な当時の遺構は、削平の行き届いた主郭跡、主郭切岸、主郭背後の両端が縦堀へ繋がる堀切と、数も限られたものになってくるが、堀切に関しては縦堀へ繋がる全体像が窺える事から、城跡にあっては唯一見応えのある遺構と思って頂いても差し支えはないだろう。
城跡を個人的に評価すれば、砦規模の城跡でもあり見応えには随分欠けるが、全貌の窺える堀切が拝める事や、遺構見学における圧倒的お手軽感を考慮すれば、常吉城あるいは既に紹介を終えた大宮町内の山城と併せた訪問とすれば、充分訪れる値打ちも生まれて来るのではないだろうか。
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