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2011年9月 9日 (金)

三重大内城跡/三坂谷城跡(京都府京丹後市)

この二城は、どちらも京都府京丹後市大宮町三重にあって、名が語るように三重大内城は三重大内、三坂谷城は三重三坂谷にある。どちらも規模は小さく、砦の域は出ない城跡と言えようが、見学する分においては、僅かに横堀に近い空堀跡の痕跡の残る大内城の方が、機能を想像する楽しさも含めれば、まだ探索のし甲斐があるものと感じられた。どちらも城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えた三重城や星ノ内城を起点とすれば分かり易いので、訪問ルートの説明は今回割愛させて頂くが、そのどちらも655号線から望む事が出来るので、所在位置も入山口もルート図を見れば現地で直ぐ確認出来るとは思われる。

1route_2 登城ルート

まず三重大内城の形態は、ほぼ概念図に示したものに近いと思って頂いても良いが、痩せ尾根上に低い段差を以って、郭を並べただけの山城とも見受けられた。現状眼にする事の可能な遺構は、郭跡及び長年の地表風化によって埋もれて浅い空堀地形だけ、と言っても過言とは思えないものであり、当然見応えを感じる遺構にはお目にかかれないのが現実である。知名度に全く欠ける山城にしては、まだ見て廻り易い状態にあるだけましかも分からないが、山城としての佇まいが味わえる程度と言って良いのかも知れない、、、、

Mie 三重大内城概念図

6_kaku_heki 僅かに切岸

11_2ren_karabori 郭間における二連の空堀痕

14_nisikaku 西郭群

三坂谷城は、現状を見る限り丘陵南端からその周辺にかけては、近年の農地化によって遺構が随分削り取られた可能性があり、現在眼にする事の出来る遺構は、残った部分に相当する郭跡、及びその切岸だけに限られており、自ずと当時の縄張りは見学者の想像に全て委ねられるだろう。更に藪化が追い討ちをかけた状態にある事から、歩き回れる範囲も限られており、「探索する楽しさはまるで見出せない城跡」と言えば、これを機に訪れる用意のある方には想像が付き易いのではないだろうか。

1 三坂谷城概念図

1_enbou 進入経路

1_kirikisi 切岸

1_kaku 郭先端部

城跡を個人的に評価すれば、山城が多く林立する三重地区、あるいは森本地区における山城巡りの一環と考えた上で訪れるのであれば、充分見学する値打ちも生まれて来るのではないだろうか。

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