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2011年9月 5日 (月)

陣ヶ谷砦跡(兵庫県豊岡市)

城跡は兵庫県豊岡市内町にあって、「月出神社」を南麓とするその背後、標高約150mの丘陵上(尾根先端部)に位置しており、その真北側の197m山頂部には、その本城となるものかどうかまでは分からないが、小垣城があると現地の史跡に詳しい方から聞くに及んだ。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、既にリポート掲載に及んだ石屋城を起点とすれば分かり易い位置にあるが、石屋城を南に望む事の出来る「辻」交差点より、一般道242号へ針路変更して豊岡側へ車を走らせればよい。1.5km程度距離なので、直ぐにでも直登山口とした月出神社までは到達出来るが、車は公民館駐車場を少しの間借りれば良いとは思われる。ここから神社まで向い、社殿背後左側谷沿いを踏み跡に任せて上り、尾根が木々の隙間から見えてきた時点で、そのまま右手斜面に取り付き上れば、取り合えず城跡北端に設けられた堀切付近には辿り着ける筈である。ちなみに15分程度

3 登城ルート

4_jinjya 月出神社

城跡の大雑把な形態は概念図には示したが、城跡名が語る様に、余り高低差のない小規模な郭が40m程度に渡って連なっている程度の、小規模な砦跡と思って頂ければ、まず間違いのない処か、、、 現状(八月)の藪化が深刻化した状態、あるいは長年の地表風化で曖昧と化した地形からは、中々郭構成までは把握出来ない状況にあり、明確に判別確認可能な遺構は、削平された郭跡、主郭壁となる北側の切岸跡、北端の堀切及びそれに付随する土塁といった所でもあり、遺構の見応えには程遠い山城ということになるのかも知れない。せめて郭跡にゆっくり佇む事でも出来れば、また違った見方も出来るかも知れないが、これを機に訪れる用意のある方には、冬季訪問を僅かに期待するしかない様にも思われた。

7_haigo_horikiri_1 堀切見所

8_dorui 堀切に付随する土塁

11_kitakaku_yori_shukakuheki_1 北郭より主郭切岸

13_shukaku 主郭の現状

城跡を個人的に評価すれば、郭跡に佇む事も出来ない状況、あるいは郭移動にも藪漕ぎを強いられる現状を思えば、当然山城ファンの方でさえお薦めはし難いが、砦でありながら堀切が備わるただ一つの理由だけで、山城巡りの一環として気が向いたら訪れる程度とすれば、何とか訪れるきっかけも生まれて来るのではないだろうか。尚、冒頭に触れた小垣城は当然訪れるつもりでいたが、山頂までの厳しい藪漕ぎ踏破を思えば、断念せざるを得なかった事だけは付け加えておきたい。

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