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2011年7月11日 (月)

葛畑城跡(兵庫県養父市)

城跡は兵庫県養父市葛畑にあって、道路沿いに建ち並ぶ集落から見れば、北東側に突き出した丘陵先端部に位置しており、当時西谷家章の居城が唯一伝わる程度の、比較的知名度の高い城跡の多い養父地方にあっては、全く知名度には欠ける山城の一つでもある。

城跡を京阪神側から訪れるには、どこからスタートしても不便さは否めないが、既にリポート掲載を終えた白岩城、あるいは片岡城などの関宮地区の山城を起点とすれば、その位置は分かり易いとは思われる。国道9号より関宮地区で県道87号へ針路変更し、更に一般道269号へ進路変更する事になるが、ルート図に示した葛畑集落の「城山橋」を目印とすれば、その真東側の丘陵がそれにあたるので、所在地は直ぐ確認出来る筈である。橋からそのまま植林地急斜面(画像に注目)を直登をすれば、10分内で山上主郭までは辿り着けるだろう。

Zx 登城ルート

5 城跡直登進入口

K_2 主郭の現状

K_12 主郭北切岸

K_9 武者走りか

現状(六月)城跡は、直登道中とは裏腹に相当藪化は進行しており、中々遺構見学を楽しめる状況にはないが、複雑な縄張りプランでない事や、城跡が小規模(郭総全長60m程度)な事もあって、狭い山上における遺構はほぼ判別確認可能な状態にはある。とは言っても、堀切が施されていたり、内部に土塁が備わっていたりする訳ではないので、遺構の見応えには随分欠ける山城と言う事にはなるだろう。現状郭跡を除いて城跡を醸すものは切岸跡程度といったところでもあり、今回のリポートにおいては、この山城に興味があった方への所在地の確認、あるいは簡単な現況報告とした程度でご容赦願いたい。この「単純極まりない縄張りプランや状態を思えば、城跡を評価するまでには及ばない山城」、と言ったところが自身の本音かも、、、、

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兵庫(但馬地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

本日は養父市を訪れていました。無名なお城の幾つかは参考にさせて頂きました。いつも大変ありがとうございます。このお城は距離は短いですが斜度のきつさ、道なき道、滑る、最後は藪漕ぎと
激斜面中の激斜面ですね。過去の10本に入りそうです。苦労した割に遺構は少ないですが、達成感ありました。下りも大変でした。でもこれが快感ですね。私は参考にして格闘するだけですが先人が殆どいないと思われる斯様な山城を積極果敢に訪問される姿に改めて敬意を表します。

TAKUです、ヒデさん但馬における藪城の中でも、かなりの藪城に属する葛畑城へ出向かれたそうですね。
確かに知名度も低く、見学材料も少なく、更に遺構の見応えにも欠ける山城でしたが、訪れた方だけに分かる、直登道中における心地よい疲労感も含めた達成感は、山城巡りにおいてはかけがいのないものと思えます。
個人的に山城巡りは、個人スポーツと捉えて現地に赴くのですが、知名度に欠ける山城に挑戦する事の多い私にとっては、尾根を間違えて上ったり、他の山に間違えて登ったりするケースも多く、結果的には城郭遺構に巡り会えず、疲労感だけが残って、落胆しながら帰宅するケースも多々あります。その時は緊張感と達成感を味わえたのでOKと、落としどころを自分で勝手に決めて、勝手に満足している次第です、、、
これからは大量の汗をかくことは少なくなると思いますが、心地よい汗と共に、山城巡りを楽しんで頂ければ幸いです。

連絡ありがとうございます。その日のトップバッターは青山城址を訪れたのですが、ここは最初こそ、それほどの斜面ではありませんでしたが、途中から
激斜面。根性を強いられる山城でした。ただ藪が最後まではなかったので、今から思うと未だましだったと思います。山城をスポーツと捉えて訪問される姿は共感します。TAKUさんも尾根筋を間違って下山したり、山を間違うこともあることを知り安心しました。私は参考にさせて頂く身でありながら、しょっちゅう下山間違うことあります。太陽の位置がヒントになることあります。あとその日は宮本城址を訪問したのですが、ここは若干急な坂はありではありますが、5分程度で主郭にたどり着け、又切岸が規模の割にしっかりと残っていて感動しました。切岸が出迎えてくれる瞬間は疲れが吹き飛びますね。ありがとうございます。

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