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2011年6月 9日 (木)

丹後畑山城跡(京都府京丹後市)

この城跡は以前丹後を訪れた際に地元の方に紹介して頂いた、久美浜町内に数多く現存する城跡の一つではあるが、農地や民家が直ぐ傍まで迫っている事もあって、地元では充分知られた存在だとは思われる。恐らく郷土史に載せられている程度の城跡だと思われるのだが、多くの丘城に共通するが如く、近年農地として開発されて縄張りの一部は随分消失した現実の中では、道路側だけが農地として削り取られているだけ(推察)に終わったものであり、城としては非常に遺構残存度は高いものと見受けられた。シンプルな形態が故に、現状(五月)丘城の手本とも言えそうな縄張は掴み易く、お手軽さや見学のし易さも加味すれば、充分お薦め出来る城跡の一つとして目には映ったのである。尚、城史に関しての詳細は不明

1route 登城ルート

3hatayama 城跡概念図

城跡の形態はほぼ概念図に近いものと思って頂いても良いと思われるが、見所遺構は堀切、埋もれて浅い土橋付き堀切、主郭の土塁、切岸(郭境及び側壁)、明瞭な上り虎口といった所になるだろう。これらの残存遺構は非常に判別し易いものでもあり、個人的には訪れても決して期待は裏切られないものと思えたが、規模の大小は最初から問わない事が前提とはなるだろう。今回の久美浜町における山城巡りにおいては、永留城も含めて丹後地方には文献資料などではほとんど紹介されていないが、隠れた素晴らしい城跡がまだ多く現存している事を再び思い知らされた気がする、、、 

10_horikiri_e 山道から堀切へ

14_horikiri_1

堀切見所

13_kita_tatebori

縦堀へ繋がる堀切見所

18_horikiri_dobasi 西土橋付き空堀見所

27_shukaku 主郭の現状

31_higasi_shukaku_heki 主郭東切岸

32_higasi_koguti_2 明瞭な東虎口見所

33_minami_obi 南帯郭

城跡は京丹後市久美浜町永留畑山にあって、既にリポート掲載を終えた永留城を起点とすれば分かり易い位置にあるが、ルート図の如く国道312号「永留」の信号より、北へ進路変更して向かえば難なく辿り着けるとは思われる。道路沿いから城跡は直ぐ確認出来るが、林道(画像に注目)を少し入れば、低丘陵上の堀切へ向かう山道も見えてくるので、そこから城跡へ進入すれば、直ぐにでも縦堀に繋がる堀切が迎えてくれる筈である。

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