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2011年5月16日 (月)

城跡に関してお知らせ/但馬荒木城跡(兵庫県豊岡市)

お知らせ)

この城跡に関しては、以前自身が踏破確認した上で城跡遺構に間違いないものとして、所在地を同じ(豊岡市出石町荒木)にする事から、城跡呼称が判明しない推定山城跡を、仮名「荒木城跡」としてリポート掲載に及んだ事がありましたが、現地在住の方の信頼出来る情報により、やっと本来の荒木城を名乗る山城の所在地が判明しました。今回はその所在地をお知らせすると同時に、改めてその現況を「但馬荒木城跡」としてリポートさせて頂く運びとなりましたが、仮名「荒木城跡」としてリポート掲載した山城遺構は、そのままにしておくのは紛らわしいこともあって、一旦削除して今回のリポートの中に参考物件として、引き続き城跡概念図だけを掲載する事にしました。ただ相当古い形態(地表風化が著しい)の山城である事から、同じ尾根を共有する鳥居城の前身(推察)ということは充分考えられそうに思われます。もちろん現地在住の方も認識のない山城ですので、これからの進展(呼称の判明)は余り期待出来そうにないのが現状と言えますが、、、。

以下本文)

城跡を訪れるには、国道426号を経由して県道2号へ進入する事が先決となるが、既にリポート掲載を終えた細見城を起点とすれば、その位置は一目瞭然とも言えよう。細見城の位置する丘陵の真北に聳える、標高222mの山頂に荒木城跡は位置しており、直登取り付き地点となる「須義神社」の背後より、尾根にそって踏み跡を辿りながら上れば、迷わず山上主郭へは辿り着けるだろう。約15分程度

1_2 登城ルート

1_1_2 直登ルート取り付き口

1_2_2 城跡概念図

この城跡の城域は山頂だけに限られるものと見受けられたが、小規模な事も相俟って縄張りは掴み易く、その形態はシンプル極まりないものでもあり、ほぼ概念図に近いものと思って頂いても良いとは思われる。山上郭はほぼ二郭で成立したものであり、主郭にはそれを取り囲む形で帯郭が付随しているが、地形上突出した形の単独峰である事、あるいは枝尾根がない事からも、堀切や空堀の類は最初から期待が持てそうには思われなかった。ただし南急斜面側の中腹尾根は未踏に終わったので推察の域は出ないが、、、ただ見た範囲内では事前予想通りと言えようか。

14_obi_shukaku_heki_2 帯郭と主郭切岸見所

20_shukaku_doruidan_1 主郭の土塁壇

22_kesiki_1 眺望

23_2maru 二ノ郭

24_shukaku_gawa_heki 二ノ郭より主郭側切岸見所

現状小規模な事から移動範囲は限られており、山上における数少ない遺構(フラットに限りなく近い郭跡、屹立する切岸跡だけ)は全て判別確認可能な、山城としては非常に良いコンディションの下にある。その中で見所を敢えて挙げるとすれば、「状態の良い切岸も含めた、楚々とした佇まいそのもの」と言った処か、、、知名度の低い山城ではまず考えられないが、個人的には遺構残存度の高さ、山頂に佇めばある程度眺望が利く事を理由に、楚々とした山城にロマンを感じる山城ファンの方だけには、充分お薦め出来る物件として目には映ったのである。

過去、仮名)荒木城跡として掲載した山城

3 4_2

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