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2011年5月24日 (火)

出角城跡(京都府京丹後市)

城跡は京都府京丹後市久美浜町出角(イズスミ)にあって、東西に長い低山の山上に位置しており、主郭と察せられる西端郭跡には社殿が一人取り残されている。城史に関しては細川氏が丹後へ入部する以前までは、安達兵庫輔の居城が伝わっているが、詳細は不明。

城跡を訪れるには、国道312号を走り、既にリポート掲載を終えている友重城の山塊を右手に見て、706号を南下する経路が道順としては一番分かり易いとは思われる。ルート図に示した出角城へ向かう分岐地点の道路沿いには、地元の児童によって描かれた(稚拙さが何とも言えず好感が持て、素晴らしい!)史跡案内板が設置されており、それを目印として進路変更すれば良いだろう。尚、この案内板には個人的には今まで全く認識のなかった金屋本丸城が記されてあったが、今回の訪城に際しての本命とも言える金谷城と並んで、後で立ち寄る事になったので、編集が終わり次第リポート掲載予定。この金屋本丸城跡に関しては、案内板にある様に地元では充分知られた存在ではあろうが、訪問結果としても見応えのある素晴らしい城跡と感じられた事だけは先にお伝えしておきたい。

1_1

登城ルート

8 参拝登山道進入路

1_2 城跡概念図

現地に到着すれば、車は「出角公民館」に預ける事になるが、その背後にある民家敷地の一部を通過(画像に注目)して、かつての参拝登山道へ進入しなければならない。当然通過する際には一言声をかける必要はあるが、、、そこからは5分程度で社殿の建つ郭跡(便宜上の主郭)へ辿りつける筈である。

城跡の形態はほぼ概念図に示した通りと思って頂いても良いとは思われるが、地形に任せて山上尾根を削平しただけに終わっている縄張りからは、インパクトの感じられる堀切や、高低差のある切岸の醍醐味には、余り触れる事が出来ないのが現状と言えよう。堀切は尾根上で合計五箇所確認出来たが、何れも長年の堆積物や風化によって相当埋もれており、主郭背後の堀切(箱堀)を除いては、見応えには余り期待出来ないかも知れない。現状(五月)冬枯れ後と言えども城跡の藪化は進行しており、東端の山上郭跡までは取り合えず移動に難渋せず辿り着けたが、これから夏季に向けての郭移動は、当然厳しくなる事が予想されよう。

11 虎口と土橋見所

13 山上主郭へ

17_heki 主郭背後の切岸

18_hakobori 堀切(箱堀)見所

22_dorui_kaku 土塁と郭跡

23_horikiri 土塁背後の空堀見所

28_sanjyou_kaku_1 山上東郭

城跡を個人的に評価すれば、見応えのある遺構を拝む事はほとんど出来なかった事から、久美浜町における山城巡りの一環として考えた上での訪城なら、十分訪れる値打ちのある城跡と言ったところか、、、、、

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