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2011年4月24日 (日)

規模は小さいが見応え充分! 岩戸神社城跡(兵庫県丹波市)

城跡は兵庫県丹波市春日町国領にあって、「岩戸神社」直ぐ西背後の丘陵先端に位置している。その直ぐ背後に聳える険峻な山の山上から東尾根付近に、秋山修理太夫の拠った高尾城がある事から察すれば、自ずとこの城跡はその出城(砦)であったのかも知れないが、城史に関しての詳細は不明である。尚、この高尾城は数年前に既に訪れてはいるが、夏季訪問であった為に生い茂る木々に阻まれ、山上までの踏破は未だ叶っていないが、何れ踏破して現況を報告する予定ではいる。

現状(三月)城跡の本郭群だけに関しては、植林地となっているので非常に見学し易く見て廻りやすい状況にあるが、一旦斜面に降りれば地表が見えないほどのシダや低草木で、外見から遺構の判別確認は困難を極める状況となっている。概念図に示したまでが判別確認出来た遺構群と言う事になるが、特に縦堀に関しては外見から判別出来たものだけを概念図に示したが、決してこれだけでは終わらない様な気はするのである。

1_1_2 登城ルート

6 城跡遠望

10 進入口

1_2_2 城跡概念図

本郭群の全体像はコンパクトな縄張りであるが為にほぼ掴めそうには感じられたが、この城跡の見所はコンパクトにまとまったその佇まいはもちろんの事ではあるが、単純な縄張りプランにも拘らず、縦堀、堀切、切岸などが丁寧に施されている処にある。数百年の時を刻みながら、ここまでの状態にある城跡は中々お目にかかれないのが現状であり、これだけで充分見学する値打ちのある城跡と言えそうな気もするのである。主郭及びそれに付随する三段の郭、あるいは幅の狭い帯郭などは、未だフラットな状態が自然維持されているので、非常に縄張りも分かり易く、山城初心者においても充分楽しめそうには思えた。よって城跡を個人的に評価すれば、自ずと是非お薦めの城跡と言う事にはなるだろう。

12_horikiri 見応えのある堀切(到達地点)

16_nisi_gedan 南西郭

19_shukaku 主郭の現状

20_shukaku_nisi_obi 状態の良い帯郭見所

27_kaku_tatebori 北最下段郭と縦堀見所

23_kita_gedan2_1 北下段郭2

30_tatebori2 縦堀2見所

城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えた東中城、三尾山城を起点とすればその位置は分かり易いとは思われるが、まず県道69号へ進入する事が先決となる。県道から岩戸神社まで向かうには「国領」の交差点で進路変更すれば良いが、「国領温泉」を目印として車を走らせれば良い、後はルート図を参考にして頂ければ直ぐお分かり頂けるだろう。城跡までは岩戸神社拝殿背後を上れば直ぐの距離にあるが、現状密生する低草木に遮られて踏破不能な状況にあるので、ここでは概念図及び画像に示した辺りから進入して、南背後の堀切を目指して上る分かり易いルートをお勧めしたい。藪漕ぎなしで5分とかからず堀切までは辿り着ける筈である。

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