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2011年3月 3日 (木)

佇まいだけは一見の価値あり! 播磨飯盛山城跡

城跡は兵庫県神崎郡市川町屋形にあって、名が語る様にほぼ独立した山塊の標高216m飯盛山山頂に位置している。この山城もこの一帯にある多くの山城と同様に赤松氏の拠った城跡と伝わっているが、この規模と機能から推察すれば出城(砦)という事で落ち着くのかも知れない、、、城史に関しての詳細は不明

この山城に関しては個人的には既に5~6年前に訪れており、今回は国道移動ついでの再訪という形になったが、現況報告としては情報が古いせいもあって、今までリポート掲載は断念していた経緯がある。前回は正月に訪れたせいもあってか、山頂には国旗が翻っていた記憶があるが、現在でも山上からこの地域一帯が見通せる事から、恐らくこの山城は町内における象徴としたものの様にも感じられた。往時においても山上主郭から集落の全域が見通せたであろう事から考えれば、水道としての市川、あるいは市川に沿った街道筋に目を光らせていた山城という事になるのかも知れない、、、、国土地理院地図にも城址マークが記されている様に、史跡ファンの方、あるいは城跡ファンの方には充分認識のある山城と見受けられる。

1_1_3 登城ルート

6_1 登山口

3iimori 城跡概念図

城跡の形態はコンパクトであることからも、ほぼ概念図に近いものと思って頂ければよいと思われるが、この山城を一言で語れば「空堀などの防備機能などは一切必要としない崖状急斜面及び天然の巨岩によって周囲が固められた、要害堅固を地で行く天然の山城」と言う事になろうか、、、見所は山城の佇まいも含めた全と言っても過言とは思えないものであり、虎口を形成したと思われる一対の天然巨岩、主郭最高所にある物見に利用されたと思われる荒々しい巨岩、主郭下段には腰郭、主郭に佇めば全方向に見通しが利く築城環境と、全てが当時のまま現在に至ったものの様に思えるのである。この山城に規模や縄張り妙味は決して問いただしてはいけない、規模は小さいが存在そのものに充分値打ちが感じられ、まだ未訪の方には是非訪問をお薦めしたいのである。もちろん規模や縄張り妙味は最初から絶対に問わない事が大前提とはなるが、、、9_inari

稲荷神社を通過して山上へ

16

虎口門の代用か?巨岩見所

20_shukaku

21_1 山上主郭見所

21_shukaku_minami 主郭南側

23_nisi_obi_2 西帯郭

25_nansei_kaku_3 西郭

城跡を訪れるには、登城ルート図でほぼお分かり頂けるとは思われるが、国道312号を走り「市川大橋」を目指せば難なく付近までは到達出来よう。登山口には道標(画像に注目)が掲げられている事から、山上までは迷わず辿り着けるだろう(10分程度)。尚、概念図には記したが西麓には史跡公園の様なものが造成されていたので参考までに、、

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