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2011年3月25日 (金)

幡路城跡(兵庫県篠山市)

城跡は兵庫県篠山市幡路(ハダチ)にあって、幡路集落の北側に聳える標高約370(比高120m)mの山頂にある。その築城された環境(細工所城の山塊から見れば南東尾根先端部)考えれば、自ずと細工所城の出城(砦)の様にも察せられるが推察の域は出ない。

城跡を訪れるには、国道173号を北上して既にリポート掲載を終えた仁木城の登山口でもある、如来寺傍を通過して向かう事になるが、貝田城を起点とすれば更に分かり易いとは思われる。その貝田城500m手前の道を右折針路変更して、幡路集落にある公民館を目指せばよいが、そこから城山は目の前に望めるので、位置は直ぐ確認する事が出来るだろう。直登取り付き地点はルート図に印した(画像に注目)民家横の竹林地で、ここからが一番上り易く分かり易いとは思われる。雑木の生い茂るかなりの急斜面を登る事にはなるが、冬季(一月)ともあって藪漕ぎまでには至っておらず、15分程度あれば山上主郭までは到達出来るだろう。

1_1 登城ルート

5 城跡遠望

9tozanguti 直登取り付き地点

城跡の形態としては、ほぼ単郭(50m規模)と見て良いとは思われるが、西側の一見大土塁の様にも窺われた土塁地形は、相当表土が流出して高さも失われており、その土塁との境界はなだらかな傾斜地と化しているので、見た限りでは土塁(自然地形か?)と断言し難いものでもある(推察)。堀切は北側の尾根を遮る形で一応備わってはいるが、薬研堀の様な見応えのあるものではなく、自然地形に近い鞍部の両サイドを土橋状に削っただけのものと目には映った。よって見応えからすれば程遠い山城と言う事にはなるが、まだ未訪で貝田城及び細工所城に興味を持たれていた方にとっては、訪れても決して無駄足には終わらないものとは思われる。

12_sanjyoukaku_higasi_1 主郭の現状

13_sanjyoukaku_nisi 主郭西側の土塁地形

16_horikiri_dobasi 土橋状の堀切

城跡に遺構の見応えなどを望んで訪城してはならないが、個人的には山城としての認識が既にありながら、その所在地が特定出来ていなかった、山城ファンの方だけに向けての現況報告となれば、取り合えず良しと言った処か、、、、

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