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2011年2月 9日 (水)

安明寺城跡(兵庫県篠山市)

城跡は兵庫県篠山市野々垣安明寺にあって、八上城跡の位置する高城山山頂から、遠く東に向いて派生する尾根の先端部に位置しており、尾根を共有している事からも、自ずと八上城巨大城砦群の一角を担った東出城(砦)とも窺われようが、推察の域は出ないものである。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、この安明寺城跡から集落を挟んで真東に対峙(向城)する、既にリポート掲載を終えた堂山城を起点とすれば、その位置は把握し易いとは思われるが、篠山市内をほぼ東西に結ぶ国道372号を走り、ルート図の赤ラインを辿れば難なく入山口までは辿り着けるだろう。入山口は概念図に示した山道(画像にも注目)からで、行き止まりとなる墓地最奥の左手斜面に取り付いて上れば、入山口からは藪漕ぎもなく5分もあれば主郭へ到達出来るだろう。

1route 登城ルート

5 入山口

3an 城跡概念図

城跡の形態は、ほぼ概念図に近いものと思って頂いても良いとは思われるが、山上で目に留まる遺構は、郭切岸跡、土橋付き堀切、主郭背後に備わる土塁だけといっても過言とは思えないものであり、遺構の見応えを聞かれると少し返答に困るのが現実でもある。しかし堀切は浅いものではあるが縦堀に繋がっているものであり、上ってまで窺うに充分な遺構と自分の目には映ったのである。尚、堀切から更に西側に向いて尾根上に削平地が約60mに渡って連続しているが、本郭を含んだ縄張り全体の規模は全長100m程度か、、、

11_higasi_kaku 山上東郭

25_higasikaku_kita_heki_1 北側切岸

12_naka_yori_shukaku_heki 中郭と奥は主郭

14_shukaku_dorui 主郭の現状見所

16_horikiri_2 堀切見所

20_nisi_one_kaku 西尾根上削平地

現状(一月)冬季ともあって枯れ枝が多く、山上に佇めばある程度見通しも利く事から、城跡の全体像も掴み易く見学し易い状態にあり、砦の佇まいを味わうには最適な状況となっている。眼にする事の出来る遺構は前述の堀切、土塁と少ないのではあるが、見学し易さ及び主郭まで達する圧倒的お手軽感も加味すれば、自ずとお薦めの城跡とは言えるだろう。もちろん最初から縄張り妙味や規模には決して拘らない事が前提とはなるが、、、この城跡に縄張り妙味、あるいは遺構の見応えを決して望んで訪れてはいけない、八上城から見れば東を抑える砦と位置付けられるものなので、当然この程度の城普請でよいものとは思われるのである。

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