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2011年1月18日 (火)

大江金屋城跡(京都府福知山市)

城跡は京都府福知山市大江町金屋にあって、既にリポート掲載を終えた河守城から見れば北東側にあり、国道175号線「金屋トンネルの直ぐ西側丘陵先端部に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、河守城を既に訪れた方ならその位置は掴み易いとは思われるが、京阪神側から向かうには、国道175号を走り「金屋トンネル」だけを目印として目指せば、迷わず今回車を駐車することになる、トンネル手前にある空きスペースまでは到達出来るとは思われる。ここから概念図の如く向かえば、最短距離、最短時間(5分程度)で主郭へは辿り着ける筈である。

1_1_2 登城ルート

8 直登口進入経路

1_2_2 城跡概念図

城跡の形態は地形に任せたまま丘陵上を削平し、郭外壁は本郭群のみ切岸処理されたものとなっており、他の郭跡は見る限り削平しただけに終わっているものでもある。現状(12月)小規模な城跡の縄張り内は植林地となっている事、あるいはかつての社殿がある事から蔓延る木々も意外に少なく、見通しが利く事から郭跡や空堀跡のほぼ全体像が窺え、縄張りも非常に掴み易く、遺構の判別確認は容易に出来る状況にある(山上本郭群だけに関して)。踏破した範囲内で目に留まった遺構は全て概念図には示したが、見所は本郭群の三箇所における空堀で、土橋の備わる堀切とその虎口、縦堀に繋がる堀切と、比較的状態の良い郭切岸も含めれば、見学者の目は充分楽しませてくれる様には思われた。尚、便宜上の三ノ郭から南側にも出郭としての郭が展開されてはいるが、下草が蔓延り地表が見えない状況下にあるので、現状では僅かに窺われる土橋付き空堀の判別までが精一杯の状況となっている。

16_dobasi_horikiri 主郭虎口と土橋付き堀切見所

19_shukaku 主郭内部

21_2maru_yori_shukaku_1 二ノ郭より主郭切岸見所

21_2maru_yori_shukaku 二ノ郭

23_kita_horikiri 北堀切見所

22_nisi_horikiri_tate_1 西堀切見所

城跡を個人的に評価すれば、車を停めて5分とかからず堀切まで到達可能な圧倒的お手軽空堀遺構の見応え、あるいは山城としての状態の良さも加味すれば、自ずとお薦めの城跡とは言えよう。後でリポート掲載予定の阿良須城(ルート図中に示した)と併せた同日訪問とすれば、更に山城巡りも充実したものになるのではないだろうか。

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