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2011年1月20日 (木)

阿良須城跡(京都府福知山市)

城跡は京都府福知山市大江町北有路にあって、先にリポート掲載を終えた金屋城から見れば、東側にほぼ単独で聳える形の低山山頂(標高118m)に位置しており、金屋城を起点とすれば車で移動しても5分内の距離にある。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、ルート図から窺える様に金屋トンネルを抜けて阿良須神社側に右折針路変更後、概念図に示した入山口(画像に注目)まで向い、ここから上り始めて更に急斜面を上れば、かつての踏み跡程度の山道(倒木が多い)と合流可能であり、その踏み跡に任せて上れば、迷わず切岸壁を伴う西堀切までは辿り着ける(入山口からは10分程度)筈である。

1_1_3 登城ルート

8_nyuuzanguti_1 入山口

3ar 城跡概念図

現状(12月)城跡は藪化進行中にあるが、山城としては比較的見学し易い状態にあり、ある程度見通しも利き、郭移動に難渋する事はまずないものと思って頂いても良いだろう。山上郭群はほぼ主要四郭で形成されたシンプル極まりない形態でもあり、郭跡も含めて全て外見から判別可能な状況にある。その中で見応えのある遺構と言う事になれば、多くはないが二箇所の堀切が城跡最大の見所遺構と言えるものであり、この二箇所の尾根を断つ堀切から縦堀が谷底まで繋がって行く様は、正に圧巻!」と呼べる様相となっている。個人的にはこの遺構見学だけの為に訪れたとしても、絶対に後悔はしないものの様には目に映ったのである。ただ他で郭切岸以外見応えのある遺構に巡り合えなかったのが唯一残念な部分ではあるが、この楚々とした山城の佇まいも見所の一つと考えれば、今回の金屋城と併せた山城巡りは充分値打ちがあったものの様には感じられたのである。

11_nantan_demaru_2 南端の出郭か?

13_nisi_horikiri 西堀切見所

16_shukaku 主郭内部の現状

21_horikiri_shukaku_heki 主郭北切岸見所

20_kita_horikiri_1 北堀切

19_tate_2ren_1 西側の二連縦堀見所

20_tatebori 状態の良い縦堀見所

尚、概念図には示したが、入山口から上った直ぐ先の尾根先端部に、堀切跡らしき地形と郭跡らしきものが目に留まったが、現状竹林地となっている事から荒れ放題と化しており、地形から得た情報だけでの遺構判別は非常に難しく、これが当時の遺構か否かの判定は謎のまま終わったので、これから訪れる方が、見たままを判断すればそれで良いものとは思われる。個人的に城跡を評価すれば、金屋城と併せた二城同日訪問は間違いなく満足感に浸れそうとも思えた事から、見学し易さも含めれば自ずとお薦めしたい山城と言う事にはなるだろう。もちろん規模は最初から問わない事が前提ではあるが、、、

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