« 立脇城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 縄張りプランは正に一見の価値あり! 仁後城跡(広島県安芸高田市) »

2010年12月29日 (水)

一ノ瀬城跡(京都府綾部市)

城跡は京都府綾部市於与岐(オヨギ)町田和にあって、低山の山上に位置している。当時田中平太郎の居城は伝わるが、情報は皆無に近く城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、綾部を経由して舞鶴まで繋がる国道27号を利用する事になるが、この訪問ルートは、先にリポート掲載を終えた松梨城あるいは中山城と途中までは同じルートでもあるので分かり易いとは思われる。国道27号「黒谷」交差点を右折して県道74号へ針路変更すれば、後はルート図を参考にして現地まで向かえば良いが、入山口(画像に注目)は道路沿いにある消火栓と電柱の間の道からで、ここから最奥にある墓地まで上り、更に踏み跡を辿って山上尾根を目指せば、とりあえず地元の共有電波施設までは到達出来る筈である、ここから左手側の尾根をそのまま上れば、迷わず山上主郭までは辿り着けよう。(所要時間10分前後

1_1 登城ルート

5nyuuzanguti 入山口

I_13 尾根上到達地点

11_karabori_dobasi_1 11_karabori_dobasi 空堀と上り虎口

9 主郭の現状

15_heki 主郭南壁

現状(10月)城跡は全域にかけて矢竹及び雑木藪地となっており、藪化は深刻化している状況にある。当然郭移動も視認による遺構確認も困難を極め、藪漕ぎしながらの郭移動は余儀なくされる状態にあると思って頂ければ良いだろう。その中で判別確認出来た数少ない遺構は、規模の小さい主郭とその周りに付随する郭跡、上り土塁虎口を形成する空堀、切岸程度でもあり、見応えを感じるまでの遺構には巡り合う事が出来なかった。枝尾根がない事からも、郭の展開は恐らく山上だけに限られるものと思われるが、西側に延びる尾根上までは踏破出来なかったので、実態は最後まで謎となってしまった。

城跡を個人的に評価すれば、遺構の判別にも苦労し、郭移動にも難渋する現状から考えれば、とても訪問をお薦め出来る城跡と言えそうにないのが本音ではある。ただ冬枯れ後の訪問となれば、多少状況も変わるとは思われるが、、、僅かにそれに期待するしか手はなさそうである。取り合えず今回は、熱心な山城ファンの方だけに向けての所在地の確認、あるいは簡単な城跡の現況報告としただけでリポートは終えたい。

« 立脇城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 縄張りプランは正に一見の価値あり! 仁後城跡(広島県安芸高田市) »

京都(綾部)の山城」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一ノ瀬城跡(京都府綾部市):

« 立脇城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 縄張りプランは正に一見の価値あり! 仁後城跡(広島県安芸高田市) »

無料ブログはココログ