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2010年12月21日 (火)

能座城跡(兵庫県養父市)

城跡は兵庫県養父市能座にあって、現在中尾神社の建つ敷地が城跡でもある。「中尾神社砦」の別称があるが、ここから直ぐ真南側の丘陵上に位置する、かつては太田垣氏の本城でもあった、ウスギ城の出城と見て良いものとは思われる。

城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えたウスギ城(建屋城)を起点とすれば一目瞭然の位置にあるが、ルート図の如く県道70号で建屋地区にある中尾神社を目指せば迷わず辿り着ける筈である。個人的には公民館に車を預けた後、参拝道で神社までは5分内で到達出来たが、北側からは神社まで直接上れる林道(急斜)が備わっていたので、少しでも楽をしたい方は、此方を利用すれば良いだろう。

1 登城ルート

1_2 公民館より城跡を望む

1_1 城跡概念図

9 神社入り口

城跡の大雑把な形態は、ほぼ概念図に示した通りと思って頂ければ良いが、社殿の建つ主郭転用地の切岸壁の一部は、近年の石垣工事によって、当時の切岸の姿は拝める状態にはない。しかし、他はほぼ当時と変わらない様な屹立する切岸が充分望める状況にはあるので、この城跡の特徴でもある、高低差のある郭切岸だけは堪能する事が出来るものとは感じられた。ただ現状(11月)では、概念図に示したまでが多少の藪漕ぎは強いられるが、何とか郭移動が可能で、外見から郭跡が覗ける範囲でもあり、更に草木の生い茂る北、東斜面までは踏破していないので、残存遺構も決してこの限りではないものとは思って頂きたい。

10_heki 主郭西壁

15_shaden_haigo_heki 凄い切岸見所

16_kitakaku_heki 北郭群の切岸見所

19_higasi_kaku_gawa 東郭の現状

城跡を個人的に評価すれば、ほぼ県道沿いに位置する圧倒的お手軽感も含めれば、先に紹介した餅耕地城と併せた同日訪問は充分お薦め出来ようが、ウスギ城がまだ未訪の方には、三城併せた同日訪問は是非考慮に入れて頂きたい処ではある。もちろん神社参拝ついでに郭周囲の切岸を覗く程度であったとしても、決して無駄足に終わるものとは思えなかったのである。

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