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2010年10月20日 (水)

松倉城跡(兵庫県丹波市)

城跡は兵庫県丹波市青垣町山垣にあって、ルート図に示した様に、足立氏本城となる山垣から見れば川を挟んだ西側の尾根先端部に位置している。自ずと西に睨みを利かせた砦跡と推察は出来ようが、城史に関しての詳細は不明。

城跡を訪ねるには、既にリポート掲載を終えた山垣城、あるいは「遠坂小学校」を目印として、国道472号を進行して目指せば良いが、登山スタート地点となるのは国道沿いにある、城跡東麓に位置する「平地公民館」で、今回はここに車を預けることになる。現在山上主郭には祠程度の秋葉社が建立されており、詳細ルート図の如く、林道入り口にある獣避け開閉フェンスから、数十m先の地点にある参拝登山道へ進入(右折)して、谷状地形を通過しながら道に任せて上れば、秋葉社のある山上までは10分もあれば辿り着けるとは思われる。尚、この付近には屋敷跡の様な広い空間が数段に渡って目に留まるが、地元の方に尋ねればこれはかつての水田跡との事である。

1_1_3 登城ルート

6 入山口

1_2_3 城跡概念図

この城跡は正しく砦の域を出ないものであり、単郭で形成されたこれ以上ない小規模な城跡ではあるが、先にリポート掲載を終えた田ノ口城と同様に、残存状態、遺構残存度共にハイレベルな状態にあり、主郭背後に備わる大型の土塁を伴う堀切(縦堀に繋がる)、あるいは郭切岸が下まで落ち込む様は非常に見応えが感じられた。この郭転用地ともなっている秋葉社の敷地では、年に一度今でも火祭りが行われているそうであるが、そのお陰もあって現在でも藪化に至らず、今でも当時のままの城跡遺構を楽しむ事が可能となっている状況は、自分も含めて無名に近い山城を訪ねる人間にとっては、非常に有難いと言わざるを得ないだろう。

14_shukaku 山上主郭

15_nobori_dorui 大土塁見所

20_kita_heki 美しい切岸跡見所

18_horikiri_dorui 堀切、大土塁見所

19_tatebori_1 縦堀見所

城跡を個人的に評価すれば、小規模な事からその全体像が窺われる事もあって、その佇まいの素晴らしさからは自ずとお薦めの城跡と言う事にはなるが、規模あるいは縄張り妙味は決して問わない事が大前提とはなろう、、、

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