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2010年9月 7日 (火)

陣取城跡(京都府与謝郡)

城跡は京都府与謝郡与謝野町石川にあって、先にリポート掲載を終えた枝ヶ城から見ればほぼ真東に位置する山上にある。この山城も地域名が語るように、石川氏の持城として良いのかも分からないが推察の域は出ない、城史に関しての詳細は不明でもある。

城跡を訪れるには、枝ヶ城を起点とすれば位置関係は直ぐに把握出来るものとは思われるが、画像に示した道路沿いの石碑、あるいは「陣取り」の小さな標識を登山口としての目印とすれば分かり易いだろう。ここから山道で墓地まで向かえば、民家背後の物見の様な古墳までは難なく到達出来るが、山上主郭を目指すには更に尾根に沿って上らなくてはならない。15分程度で山上主郭には辿り着けるが、一部の箇所だけではあるが、多少の藪漕ぎは覚悟しなければならないだろう。尚、下山の際には地形状直登口とした古墳まで戻るのは至難の業に近いと思われるので、ルート図に示した様に、北西側の林道に降り立つ意識で下山すればよいものとは思われる。

1_1 登城ルート

2_7 登山口

1_2 城跡概念図

城跡はほぼ二郭で形成されただけのものであり、踏破した範囲内で目に留まった主だった遺構は、郭跡を除けば二本の堀切主郭背後の土塁程度であり、ほぼ概念図に示した通りだと思って頂ければ良いだろう、ただ現状(七月)郭内は自然任せの荒れ放題(画像に注目)と化しており、移動には余り難渋しないが周囲の斜面は下草や木々で覆い尽くされているので、縦堀の有無までは確認出来なかった。城跡の形態から考えても遺構は図中に示した以上に期待は持てないとは思われたのだが、調査結果を把握していないので、残された遺構もこの限りではないのかも知れない、、、?

9_kofun_1 物見とも窺える古墳

13_shukaku_nai 主郭の現状

12_shukaku_dorui_1 主郭背後の土塁見所

14_horikiri 15_tatehori 縦堀に繋がる堀切見所

18_minami_horikiri 南端の堀切見所

城跡を個人的に評価すれば、この現状、あるいは見応えを感じるまでには至らない遺構群から判断して、現況リポートに興味を抱かれた方のみが対象の山城と言う事にはなりそうだが、明確な堀切あるいは土塁が未だ山上に残されている事を思えば、限りなく無名に近くても、楚々とした山城に魅力を感じる山城ファンの方には、お薦め出来る物件かも知れない。

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