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2010年8月 1日 (日)

大畠城跡(京都府綾部市)

城跡は綾部市大畠町/城浦にあって、既にリポート掲載を終えた丸山城跡から見れば真北側の山上がそれにあたる。現状、城史に関しての情報は皆無に近いが、当時この一帯が大槻氏の支配地であった事、あるいはこの山城の真南側に位置し、館城の様相でもある丸山城が大槻氏の拠った城跡である事を思えば、自ずと大槻氏関連の城跡とは察せられよう(推察)。

城跡を訪ねるには土地勘の無い方には迷わずルート図に示した赤ラインを辿る事をお薦めしたい。とにかく丸山城と同様に民家の点在する山間部にあるので、他の狭い道に間違って進入すると中々辿り着き難いのが現状でもある。登山口として目印となるのは「瑠璃寺」で、その横の神社からは概念図の如く、ほぼ山上近くにある祠までは参拝登山道が通じているので、迷わず祠までは辿り着けるはずである。祠からは数m程度の藪漕ぎにはなるが、直ぐにでも主郭までは到達可能となっている。寺院からは10分程度の所要時間

1_1_2 登城ルート

6 瑠璃寺(登山口)

1_2_2 城跡概念図

現状(六月)城跡は、鉄塔メンテナンス道が山上主郭を通過しているので、非常に見学し易く見て回りやすい状態にある。当然山城として見れば最高のコンディションと言っても差し支えはなさそうには思われた。ただシンプル極まりない縄張りプラン、あるいは特に複雑な遺構が目に留まらない分、縄張り妙味などには決して期待してはいけない。その中で残存する遺構は僅かにはなるが、郭跡を除けば主郭を挟んだ形の二本の堀切、切岸跡程度になるのが現実でもある。概念図に示したものがほぼ眼にする事の可能な遺構と思って頂ければ良いが、更に北尾根、南斜面までは覗いていないので、遺構も決してこの限りではないのかも知れない、、、城跡の見所はもちろん、見応えもあり(全体像が窺える)状態の良い二本の堀切(土橋付きもある)と言う事になるが、個人的には山城ファンの方だけに限って言えば、この遺構見学の為だけに訪れても決して後悔する様には思えなかったのである。もちろん山上までの上り易さや、所要時間も考慮した上での事ではあるが、、、丸山城にまだ訪れていない方には、迷わず二城併せた同日訪問はお薦めしたい処である。

13_shukaku 山上主郭

20_minami_gedan 主郭南下段郭

15_dobasu_tuki_horikiri_2 北土橋付き堀切見所

23_minami_horikiri_2堀切を挟んだ南郭

24_horikiri_2 南堀切見所

26_minamikaku_yori_horikiri_gawa

主郭側

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