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2010年8月12日 (木)

千妻城跡(京都府南丹市)

この山城は以前リポート掲載をした、同じ南丹市にある諏訪山城の後で紹介の予定をしていたが、長い間編集が忘れ去られていた、よって半年遅れの鮮度の落ちたリポートとなってしまったが、その分に関してはご容赦願いたい。城跡は京都府南丹市園部町千妻朝倉にあって、京都府指定文化財(天然記念物)でもある「朝倉神社の大杉」が有名な、朝倉神社の南背後の標高237mの山上に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡へ向うには先に触れた諏訪山城、あるいは隣接した太鼓山城を起点とすれば分かり易いが、ルート図の如く園部IC降口北側府道19号を一筋目で東へ進路変更すれば、正面右手に望める山がそれであり位置確認は容易いだろう。朝倉神社まで辿り着けば、その社殿背後より斜面に取り付き、尾根沿いに上れば10分とかからず(藪漕ぎは無く、間伐が行われているので上り易い)山上までは到達可能である。

1_1 登城ルート

7 神社直登口

1_2 城跡概念図

11 北郭群

17_shukaku_dan 山上主郭

18_kirikisi_1 切岸

20_minami_kaku 南郭

現状(二月)、城跡は藪化も自然任せの風化も共に進行中ではあるが、枯れ枝の隙間からでもある程度までは見通しが利く状態にある。風化の激しい中で目に留まった遺構は概念図には記したが、上る途中に見受けられた北段郭群あるいは南尾根上における切岸の甘くなった郭群と削平地は充分判別可能だが、郭境となる切岸はどれも風化によって曖昧になっており、切岸の醍醐味にはほとんど触れる事が出来ない様には感じられた。山上郭群の中央には僅かに空堀跡と土塁壇が窺われたが、明確に判別出来るものではなく、取り合えずは推察程度に終わってしまった。全体的に規模も小さく縄張り妙味にも欠ける事から、城跡を評価するのは非常に難しいが、この山城は所在地の確認、あるいは存在の確認程度でもよいのではないだろうか。もちろん興味を持たれた方には、諏訪山城、太鼓山城と併せた山城巡りであれば移動距離も短くて済み、何とかお薦め出来そうには思えたが、、、。朝倉神社の大杉に興味を持たれた方には、神社参拝ついでに山上を覗いても決して無駄足には終わらないとは思えた。

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