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2010年7月23日 (金)

野条城/畑中城跡(京都府南丹市)

城跡は京都府南丹市八木町野条にあって、既にリポート掲載を終えた新庄城からみれば、大規模な工場敷地を挟んで南東側の丘陵上に位置している。立地環境からも新庄城の出城とも窺われるが、推察の域は出ない。詳細は不明

城跡へは新庄城を起点にすれば分かり易いが、国道9号「吉富」交差点より408号へ針路変更後、新庄橋を越えて府道25号へ右折、後はルート図の如く進行して、直登口となる観音像の建つ集合墓地(府道からも望める)を目指せばよい。概念図に記した直登口から山上までは、僅かな踏み跡が繋がっているので、迷わず主郭までは到達(10分)出来る筈である。

1_1_2 登城ルート

6 進入路

1_2 城跡概念図

15_shukaku_4 山上主郭

18_shukaku_minami_gedan 南下段郭

19_one_horikiri 20_tatehori_1 堀切

現状(三月)、城跡は自然任せの藪化進行中にあるが、移動にも難渋せず見学に差し支えるまでには至っておらず、比較的ましな状態にある。形態としては丘陵上は余り高低差もなく、直線的に尾根が繋がっているだけであり、主郭から堀切を隔てた南側は、平坦地形が更に連続している。自ずと主郭を含めた郭間には余り高低差は見受けられず、切岸の醍醐味に直接触れる事が出来ないのが現状でもある。もちろん見応えのある遺構は皆無であり、先に触れた堀切と平坦地形が唯一城跡を物語るであろう遺構となっている。この堀切も相当埋もれたと窺われるもので、両サイドに刻まれた縦堀で何とか堀切と判別可能な状態でもある。

尚、別ルート図には畑中城 を記したが、この山城は砦の域は出ないが、比較的規模の大きい単郭で形成されており、目に留まった限りでは土塁らしき跡、堀切(北端)は現存しており、相当風化は進行中にあるが、ほとんど手付かずの縄張りは覗いてみる価値はあるものとみた。興味を持たれた方には移動距離が少なくて済む事からも、この野条城と併せた訪問であれば、山城巡りとしても充分楽しめるのではないだろうか。

1_1_3

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